2004年釣行記

7月18日 久しぶりの地元釣行はミニOLM状態で、キスも良く釣れて楽しめましたっの巻。

7月18日。5日前に梅雨明けとなった北近畿はずっと猛暑続きでいよいよキスの本格シーズンです。

皆さんから「高速さびきで釣れましたヨ」とか多くお聞きする季節となり、最近日曜に休めない上ちゃんからも

「金曜に平浜に行ったけどバコバコ・・・200匹余り釣ったけど殆ど20センチオーバーばかりで4キロも釣れた」

とか、後ヶ浜もバコバコで20センチオーバーばかりに27〜29センチが数本混じる・・と

と好情報が入ります。北近畿チームは5月末からずっと遠征しつつの大会ロードで、特に私は7連戦と大会続き、

全く地元でキス釣りをしておらず、好情報が入る度にワクワクして来ます。

そして連休の18日、この日は殆どの海水浴場が海開きし、爆釣が伝えられる平や後ヶ浜は泳ぐ人も多くて危ないので、

駐車場料金もタダで遊泳禁止となっている箱石と葛野の間の浜に行く事にして大魔王さんたちに声を掛けます。

大魔王さん、くらさんもBBQしつつのミニOLMを楽しみにされていたようで、「当日は早くから浜に行きます」と

返事が有り、私は土曜も遅くまで仕事でしたが、何とか片付けて「明日は早くから・・・」と私にしては珍しく午前2時と(~o~)

早めに就寝しましたが・・・起きたのは翌日8時m(__)m。どうも最近仕事疲れが取れないのか、また寝坊してしまいました。

すぐに電話すると、当然皆はもう浜でバコバコに釣っているようで、私も飛び起きて箱石へ車を飛ばします。

今日の午前中の降水確率は70パーセント・・未だ降ってはいませんが、いまにも降り出しそう・・

しかし丹後半島に近づくと雲も切れ、何とか降られずに済みそうで、ホッとしつつ

サーファーの車でほぼ満杯の久美浜浄化センター近くの駐車に車を停めます。そこから歩いて原生林を300メートル程抜けると、

丁度箱石と葛野の中間点の遊泳禁止区域に出られ、すぐにくにさわさんに「何処に居るの?」と電話すると、

「昨日27センチを交えて20センチオーバーばかりの8連が有った葛野の東に有る出っ張りの右側に居ますヨ〜」と言っています。

遠目に葛野方面を眺めると、一昨年沖に投入された沈みテトラの内側に砂浜が出っ張った部分が出来ており、

そこに皆が集まっていました。

波は折からの北風でかなり高くなっており波予報も2.5メートルと言っていましたが、何とかキス釣りは出来そうで、

「えらく遠い所まで歩いて行っているなぁ・・」と思いつつ私も砂浜を500メートル程度歩いて皆に合流デス。

その出っ張り付近のワンド状になっている部分でくにさわさんとかずぼんパパさん、そしてかずぼん君がさびいており、

少し箱石側では「もう十分釣ったし、暑くて溜らんなぁ・・一寸一休み」と大魔王夫妻がマッタリ・・・(~o~)

あつしさんやくろさん、隠岐君さんも遠くでさびいておられます。

「釣れてるの」と聞くと、「ピンが多いけど時折良い型が混じってまずまずデス・・」と言いつつあつしさんが7連!!(~o~)

「私も早速投げよう!!」とバタバタ準備していると、「うわぁ・・かずぼん君が大型ゲットしたでぇ!!」とくにさわさんの声。

振り返るとかずほん君が27センチの大型を釣ってニコニコ顔。今日もお父さんより沢山釣っているそうで、

お父さんは「最近完全に負けてます・・(^_^;)」と言いつつ親子で楽しそうに釣っておられました。


3人目が生まれそうな奥様連れでご来釣のくろさんが、「暑くなったのでヨメさんも身重だし帰ります・・(^_^;)」

と言われ、別れを惜しんでいると・・・来ましたぁ(^^)vと

あつしさんも遠投して25センチを・・・このクラスが引き釣りで食って来ると、いきなり「キュイィィィン」と竿先が引き込まれ、

昇天しそうな激震が手に伝わって堪りませんなっ。(~o~)

しかし・・お昼頃になると、ますます風が強くなり、北西から吹くので波は斜めに打ち寄せ、仕掛けは左から右に流され、

オマツリが多くなったのと、斜めからの波では離岸流の払い出しの流れも弱く、道糸には流れ藻が掛かる事が多くなってきました。

お腹も空いたので、「マッタリしよう・・」と一旦浜から駐車場まで引き上げ、ここでBBQ開始デス。(^^)

くらさんがいつも皆さんに大好評なスモークチーズを持参してくれ、

それを切ってもらっていると買出しに行ってくれた大魔王夫妻とくにさわさんが帰って来てカンパイ!!(^o^)丿

そのまま3時頃までキス談義でワイワイウダヴタと盛り上がり、

天候が回復して炎天下の下、久しぶりに地元の浜でのBBQを存分に

楽しみましたっ。

そうしていると夕方近くには風も止んでとても蒸し暑くなり、「波が収まったカモよ」とまた皆で浜に向かいます。

また原生林を抜け、浜に戻ると日中よりもサーファーも減っており、波もかなり弱くて良さげ・・(^^)v

そこで8本針を取り出し、6色付近に投げてさびくと・・5色でアタリが連続していきなりの7連デス。

くらさんのお連れの皆さんも好調に・・・この方は初心者のようでしたが、2色付近でも良く食うようで、3連と好調デス(^^)

大魔王さんもすっかり日?焼けして・・・・炎天下でサウナの中に居るような感じで汗タラタラ・・(~o~)しつつ良型交えて好調デス。

私も気分良く遠投しつつ7〜6連と夕方は午前中の不調がウソのように好調でしたっ。

先針には小アジでしたが、また6連といくらでも当たって来ます。

午前中は波を避けて深みを探ってはそこに溜まっている切れ藻が掛かったり、

フグに針を取られるパターンが多かったですが、

夕方はわざと白波のど真ん中に投げ込む・・・サッと早めにさびく・・のパターンで連発デス。

やはり高水温のこの時期・・キスも酸素濃度が高くて涼しい白波の下に回遊しているようで、

これから落ちの季節までは「キスは白波の下を狙え・・」ですなっ。

そうしていると「またかずぼんがっ」と誰かの声が飛び、

見やると「力糸の範囲で釣れましたっ」とまた27センチをぶらさげてご満悦(^^)v

くにさわさんも掛かったピンを追って来たヒラメをゲットして大笑いデス。(~o~)

私は夕方は遠投専門。5色付近の白波の下にもかなりの大型が居て、強い引き込みの後に激震がっ(~o~)

巻き上げると25センチの良型が釣れ上がりました。

っと・・バコバコ釣っているとすぐに時間も経ち、私も夕方から40匹近く釣って時計を見るともう7時。

明日は祭日なのに仕事じゃぁ・・(>_<)と言いつつ後ろ髪を引かれるように納竿です。

そして駐車場に戻って釣果を見せ合いますが、やはり圧巻はかずぼん君・・。「今日はお刺身デス」と嬉しそう。

この素質はタダ者ではなさそうで将来が楽しみデス(~o~)

隠岐君さんと大魔王さんにも「そんなやつをゲットする釣り方教えてくで〜っ」と言われてテレていました。

っと言う事で久しぶりに地元の浜でとても楽しめた一日でしたっ。

やはり勝手知ったる地元の浜・・・今年は何処の浜に遠征してもピンを神経質に釣るパターンが多かったですが、

浜詰〜葛野の間は比重が軽くて柔らかい砂の質からか、とてもオモリを引き易く、

溝やカケアガリ、浅場の白波の立つ場所や深みなど、いろんな好ポイントも多くて

天候、波などに合わせて釣り座を選べ、ピンや中型も多いですが、時折25センチオーバーがガッツンと来るので

楽しめます。 冷夏だった昨年よりはキスの活性も高く、ある程度波が有れば波打ち際にキスが張り付く事も無くて

今年は投げ釣りらしいキス釣りを楽しめそうです。

20センチオーバーばかりのバコバコは丹後半島先端近くの平や後ヶ浜あたりで開幕しましたが、

いずれ箱石や葛野でも・・と思わせられる釣行で、今後も楽しみ・・。また来週もっ(~o~)ではっまた・・。