4月3日 くにさわカレイ不漁の大明神と大向水道でカレイバトルの巻。
4月3日は久しぶりの土曜休日で、朝から晴天だったのでくにさわさんに電話し、
釣行しようと誘いをかけます。
しかし・・くにさわさんは前夜に大酒呑み宴会が有ったらしく、二日酔いで「ウ〜ッ今起きましたぁ」と
体調不良?。それを無理矢理誘い出し、アパートまで私が迎えに行ってから釣り場へ・・。
今日は午後から天候が崩れるようで、風も強く、外海はダメと判断して雨風がしのげる大向水道へ向かいます。
この大向水道はつい5日程前にクラブのD氏が釣行されてチヌの52センチとカンダイの30センチ、
それにカレイとアイナメの30センチ級を数匹づづ・・と良い釣果をあげておられ、期待十分の釣行です。(~o~)
そして釣り場に着くと・・いかにも良さげな潮具合で狭い水道の中には幾重にも潮目が走り、込み潮はゆるやかに
外海から久美浜湾内へと流れています。
いつもは橋より湾内側の道路沿いから竿を出しますが、今日は雨も降りそうだし・・と橋の真下に釣り座を構え、
お互い2本つづ並んで竿を出します。
題名に、「くにさわカレイ不漁の大明神」と書きましたが、
私がくにさわさんに以前使っていたスピンパワーBXを譲ってからというもの、BXに宿っていた釣運が
そのままくにさわさんに乗り移ったのか?
何故か二人で並んで竿を出すと私は完全ボウズでとうとう10連荘(>_<) アタリすら見ない日々が3ヶ月も続き意気消沈。
しかしくにさわさんは必ず私の横でカレイを釣り
殆どボウズ無く嬉々として喜んでいます。「何でや〜」と思っていましたが、或る日、くにさわさんが私以外の人と釣行したら
くにさわさんが完全ボウズを喰らい(^o^)丿、次の日に私が監督、あつしさんと釣行し、久しぶりにくにさわさん以外と釣行すると、
何と・・・!!一投目から3ヶ月ぶりのカレイからのシグナルが出て、マコが釣れてくれました。!(^^)!
相性とはこのことを言うようで、私は神や宗教は全く縁も信心も無い人間ですが、
今回だけは何か謎めいた神がかり的なものを感じました。しかし・・いつまでもこの不漁の神に取り付かれしまい、
キスシーズンまで影響すると堪りませんので、今日はお払い釣行。今までの不調を何とか吹き飛ばしたいとの思いで
くにさわさんと3メートルも離れない所にクーラーを下ろし、「バトルじゃ!!」とばかり、2人でマシンガンキャスト。
すると・・暫くして私の竿に小さなアタリ!!!(^^)! 「おっ今日はくにさわさんより早くアタリが出たゾ」と嬉々として巻き上げると
手のひらマコカレイがっ(^o^)丿
その後も暫くは私の竿ばかりにアタリが続き、子アイナメが4匹釣れ、この時点でくにさわさんは完全○ボ・・・(~o~)
ええぞええぞっと投げ返し、隣で「二日酔いで調子が・・」と悩むくにさわさんにプレッシャーをかけます。
しかし・・この頃から小雨が降り出し、次第に雨足が強くなって来ます。船が頻繁に近くを通るので
チョイ投げしては車中に退散して中でキス談義・・・。
そうこうしていると但馬豊岡サーフの方が来られ、「私もここでカレイの50センチ級を何枚が釣ったり、チヌも良い場所で・・」と
いろいろとポイントや潮と食いの関係などを教えてもらいつつアタリを待ちます。
そうこうしていると潮が反転し、引き潮となって久美浜湾内から外海に向かって下げ始めました。
対岸の船着場では漁師さんが収穫したばかりのカキを洗浄中で、エキスが流れていかにもカレイやチヌが寄りそうな
条件です。 その対岸近くまで投げて流すと・・・・今度は私にイシガレイの20センチ余りのが釣れ、
ますますくにさわさんにプレッシャーをかけて今までの鬱憤を晴らしてゆきます。
しかしさすがは大明神。!!。潮が変わった途端にアタリも無くマガレイの手のひら級を釣り上げ、
暫くすると今度はマコの25センチ級と・・・一気にカレイの枚数で追い付かれてしまいました。(T_T)
その後はますます雨足が強くなり、真冬のような寒さが寒風と共に襲って来て、今日のバトルは
カレイ2枚対2枚、アイナメの数で私の一寸優勢と言う結果で終了。 30センチを超えるカレイもアイナメも
この冷え込みで出ませんでしたが、やはり大向水道は外海が荒れた時の格好の逃げ場で、
コンスタントな釣果が有り、池のような穏やかな釣り場でのんびりと楽しめます。
で・・・エサ取りが多い場所なので今日はお互いに1500円のアオイソメを使ってこの釣果。(^_^;)
お昼ごはんに食べた寿司のパックに2人で釣ったカレイを積み上げて・・
情けないような小さいカレイで、1パックで掛かった費用3000円のカレイです。
ちなみにお互い1匹づつ釣った木の葉のようなカレイは2枚のカレイの下に隠してありまして・・(^^ゞ
あ〜っ最後にはカレイの枚数で追いついてしまったけど、ようやく私からくにさわ不漁の神さんが離れつつあるようで、
釣り座からすぐ目の前に有る、弁天島の豊漁の神さんに何かお払いを受けたような釣行となりました。
今度こそ30センチオーバーをくにさわ大明神の前で釣り上げたいものです。 ではっ、また・・・。(__)