2004年釣行記

また外海は大荒れで大向水道に行きましたが雪中修行釣行となりましたっ(>_<)の巻

2月8日は上ちゃんと休みが合い、釣行を楽しみにしていましたが、

前日から丹後半島は吹雪になり、仕事もままならないような大雪で、

「今週はダメだ〜っ」とゆっくり寝ていたら・・・8時過ぎに上ちゃんとくにさわさんから連続で入電。

「今日は天気予報が外れて快晴やで・・行くで〜っ」とか、「今日は何処で竿を出しますか?」とか言っています。

「昨日は吹雪で沢山雪が有って雪掻きしてからでないと釣りにならんで・・」と釣行中止を促しますが、

皆は元気一杯?なのか、朝から誘ってくれます。(~_~)

「鍋でも食いにいくかぁ・・」と仕方なく宮津で待っている上ちゃんと合流し、あつしさんも私の車に同乗してもらって

くにさわさんの待つ夕日ヶ浦に車を進めます。

しかし・・・宮津あたりでは10センチ程度だった積雪も、峰山あたりまで来ると30センチを超え、

そこでまたくにさわさんから入電。

「夕日は波が高くなってつなぎ鼻に乗っていたら、頭から波をかぶってしまいました・・(T_T)」

と泣きつつ、外海が未だ荒れている事を伝えてくれます。

仕方なく内海の大向水道に転進する事を勧め、こちらも車を久美浜方面に転回します。

天気は快晴となりましたが、久美浜を過ぎると50センチ程度も積もっており、

国道すらもご覧のように路肩は雪の壁で圧雪路面状態。

久美浜湾には降った雪が溶けずに表面を漂っており、まるで流氷状態で水温も低そうです。


「こんな状況でカレイは食い気が有るのかいなっ」と思いつつ大向に着きますと・・・

くにさわ君が一人寂しく雪を踏みしめて竿を振っていました・・・(~o~)

「どないやっ?」と聞きますが、予想どうりに

「今日はエサ取りも少ないですし、な〜んにも釣れませんヨ・・」とボヤイています。

それでも・・・と4人で並んで釣ってゆきますが、

時折フグが変なアタリをくれて釣れるのみで、足元からしんしん・・・と冷え込み、

先程まで快晴だった空も黒雲が垂れ込め、時折雪も舞って来ます。

「寒い〜っ早く七輪を出して鍋をしないと凍ってしまいそうじゃ〜っ」と皆で炭に着火し、

竿なんぞは放ったままに鍋の準備に専念します。

先ずは恒例のキ゜ョウザを焼き、ハフハフ言いながら食べた後は

寒いので温まると評判のキムチ風鍋・・・実は投げ北鍋では初めての試みですが、

適当にキムチ鍋のスープを温め、オデンの具や野菜をグツグツと煮立ててネギを散らし、鍋一丁あがりっ。(~o~)

皆で鍋をつつき、ウドンも煮立てて鍋を食べてようやく温まりましたが、最初は暖かくてまずまずの味だったこの鍋も

途中から何を思ったのかオデンのスープを上ちゃんが放り込み、とても変な味となって(T_T)しまいました。

「これは投げ北鍋始まって以来の失敗作やぞっ!!、こんな味の鍋なんか食ってられんぞ・・・」

と皆が釣り座に戻り、また投げ返してゆきますが、その頃から周期的に雪が舞い、

降り出すと車の中で暖を取りつつ話はキス談義・・・やはり投げ北はカレイ釣りは苦手なようで、

こんな雪の中でも「早くキス釣りたいなぁ・・・」な〜んて話しているのですから、カレイなんぞは釣れる訳も無く

あつしさんがアイナメの子供を釣ったのみで皆が「寒い寒いっ」とウロウロと歩き回っているのみ。

雪を海に放り込んでも殆ど溶けずに流れてゆく様子を見て、「水温も0度程度なんじゃないの?」と・・・

こんな状況ではカレイの活性が高まる訳は無く、また降り出した雪を見てとうとう我慢が出来なくなり、


今日も完全ボウズで大量のアオイソメを無駄にして帰って来ました。

あ〜いつになったら春が来るのかなぁ・・・こんな日はコタツでキスの針を結んでいるほうが余程有意義

ですなっ。 狭い釣り場なので遠投練習して紛わす事も出来ず、寒くてもいいから遠投出来る場所で鍋・・いやいや

カレイ釣りしたいなぁ・・・。ではっまた・・。(ToT)/~~~