2003年釣行記

9月15日 丹後半島は波が収まらず、栗田湾でマッタリ・・の巻

9月15日は台風一過で「浜詰ではザザ波程度に波も収まりバコバコ・・・」と思いつつ

朝早くから起き出してライブカメラを見ると・・・・「ゲッ・・昨日と変わって無いなぁ・・」

落胆しつつ準備していると先行されているしおざきさんから電話が有り、

「大きなウネリで全く歯が立ちません、栗田あたりまで戻ります」との事(;_;)。

残念ですが、今日は北西風が未だ吹いているようで、神戸から来られるともみさんに電話し、

転進する事を伝え、私も栗田に向かいます。ともみさんが到着されるまでの一時間は

栗田駅前近くの浜で竿を出しましたが、チャリコ、ハゲ、テカミハゼ、ヒラメの子供と

かなわんやつばかりが釣れ、5投で撤収し、

しおざきさん、くらさんが竿を出されている大雲川河口近くの浜に行き、浜を見ますと、

こちらも波が押し寄せ、いつもの穏やかな栗田湾とは思えないようなウネリが・・・(;_;)

それでも波で削られた浜でしおざきさんとくらさんは熱心に竿を出しておられ、

2色でポツポツ・・・との事。 くらさんには15センチ級の3連も有り、

「風は真正面から吹くけど、ここならともみさんにも釣れるだろ〜。」と思い栗田駅まで

ともみさんを迎えに行き、4人で竿を並べます。

私達が竿を出す頃には栗田湾にとっては最悪の北東風となり、ますます風は強く、ウネリも

強くなりましたが、向かい風に負けじと5色に投げ、2色まで引いて来ますと、「プルンッ」と

小さなアタリが出て、単発ながらキスがコンスタントに釣れてくれました。

栗田湾に多いトロ藻もこの波で打ち上げられてしまったのか、皆無で、

波で底が掻き回されて濁りが回っていますが、ともみさんも力いっぱい投げられ、

丁寧にさびき開始・・・。 するとすぐにピンを釣られ、「釣れました〜(^^)」と嬉しそう。(~o~)

2投目もじっくりさびいておられ、巻き上げるとまた・・今度は15センチ級で

「これはアタリが良く判りました」と確実に釣られ、私も一安心。(^_^;)

真正面からの強風にも臆せず熱心に釣られていました。

その後、エボ7さん、OB殿、あつしさんが合流され、朝から平浜に行って来たげど

オモリが海底に落ち着かない程の波で全く釣りにならなかったと・・・。

早々に引き上げてここに戻って来たようです。

掲示板に書き込みを頂いている銀次郎さん、やっさんさんともお会いし、挨拶させて頂きましたが

皆さん一旦は浜詰方面に行かれ、ここに待避されて来た方ばかりで、

逃げ場的な釣り場である栗田湾の浜にはズラッと投げ竿が並んでいました・・(^^)

初対面の方も多く、「今日は思った程波が収まりませんね・・」などと話している内に皆さん

ポロポロと釣られてましたが、風はますます強くなり、波も護岸の上まで飛散するようになって

宮津湾で早くも呑んでおられる吉岡さんに電話すると・・「こちらは波も風も無いヨ」と・・・(~o~)

お昼になったし、栗田湾も厳しい状況で、獅子崎に皆さんを誘ってBBQをする事にしました。

BBQの食材を買い込み、獅子崎に着くと栗田湾の海況がウソのような無風、波も無し・・・

やはりここは北近畿最強の「最後の砦釣り場」やなぁ・・と安堵しつつ、

皆でワイワイと肉を焼き、トウモロコシを食べつつキス談義した後は、

「ここでもキスは釣れる・・昨日は吉岡さんが40匹釣られたし、投げよう・・」と

未だマッタリしている私やエボ7さんを尻目にしおざきさん、ともみさんはもう竿を出されています。

ともみさんはベラの3連・・で苦笑されていましたが、左の移動され、急深の場所に

移動されてからは2色でポツポツ釣られていましたし、

少し遅れて竿を出したエボ7さんが小型を2連した後は一帯で5色でアタリが出始め、

私もしおざきさんも2〜3連で中型を確実に取り込める状況で

「やはり獅子崎は確実に釣れる、最後の砦釣り場やなっ」とようやくキスが連で釣れるようになり、

護岸には笑い声が響いていました。(~o~)

しおざきさんも4連で「ようやく数釣りらしい釣れ方ですねっ。」と嬉しそう。

私の前には20センチ近いキスの群れも回遊してくれ、3連で中型が釣れ上がってくれました。!(^^)!

後から私達に合流された吉岡さんご夫婦、OB殿、くにさわさん、辻岡さんも護岸に

並んで、お隣どうし、ワイワイ言いながらのキス釣りとなりました。(~o~)

天気晴朗なれど大波の一日でしたが、心強い逃げ場や最後の砦釣り場に助けられた形で、

条件が悪い日はやはり自然に逆らわず、それなりに楽しめる場所で柔軟に楽しむのが良いようで・・(~o~)

これから北近畿は北西風が吹く日が秋が深まると共に多くなります。その風による

波がザザ波程度でしたら、最もキスの活性が高まり釣れますが、今日のような沖からの大きなウネリは

オモリが海底に落ち着かず、歯が立ちません。

せっかく皆さんと浜詰や箱石でバコバコ出来そうと予想していたのですが、

日本海北部を通過した台風14号へ吹き込む風は昼過ぎまで止まず、夕方になってようやく収まった

ようです。 

今日の一句・・エサ箱に 手を伸ばしたら 石粉無し 突風吹いて 雲霧散消・・・(;_;) お粗末。

また好天に浜詰で・・・・では、またっ。