2003年釣行記

7月13日 全日本サーフクラブ対抗キス釣り選手権大会に参戦、
            雨中で頑張りましたが結果は(;_;)の巻


今年も6月初旬からキス釣り遠征が続き、今週で6週連続となりましたが、ようやくこのロードも

このクラブ対抗で終わり・・と言う事で、最後は頑張ろうと腰を痛めて居残りの監督の激励を受け、

上ちゃん、エボ7さんとチームを組み、鳥取に向けて出発です。

途中、かなり強く雨が降り、「鳥取の千代川も濁っているのかなぁ・・」と話し合いながら、

今年も毎年の場所である本部から東に1キロ程度走った場所で竿を出す事に決めて、

出発まで一寸仮眠・・。のつもりが先日町内の夜祭でバタバタしていた私は爆睡状態。

起こされた時には上ちゃんとエボ7さんはもう朝食を済ませており、急いで食堂に向かい、

ご飯を頂きました。 途中レインボーの岡野さんや徳島の塩田師匠にお会いし、挨拶を済ませ

4時過ぎに浜に向かって車を出し、未だ真っ暗な中、浜に駆け下りて竿を継ぎます。

今回は3人チームで100組以上の参加が有り、浜にはどんどんと人が増え、広い鳥取砂丘も

狭く感じる程、9キロの浜にずらっと投げ師が並んでゆき、ようやく明るくなると、壮観な眺めで

「今年もヤルゾ!!」と気合が入ってきます。

今年の作戦は取り敢えず3人バラバラに100メートル以上間隔は取り、

広く探っておいて、1時間後に連絡を取り、

一番釣っている人の近くに集まる作戦でいこうと決めており、

上写真の浜が凹んで護岸が近くまで迫っている場所で

駐車場近くにエボ7さん、そこから東へ100メートル程度の同じような浜相の所に上ちゃん、

私は更に東の沖に沈みテトラが入っていて、一見浅そうな、浜が沖に突き出た場所に布陣し、

5時きっかりに第1投。下写真が私が入った場所で、毎年お気に入りの場所です。

5色からそろそろとさびくと3色手前で小さいながら、キスのアタリが出て

3連。一投目からキスの居場所が判ったので、それから1時間は4色投げては3色で食わせ、

2〜3連で釣ってゆきます。そして予定どうり5時に上ちゃんから入電し、

「こちらも20匹程度・・同じような感じやなっ、でもこちらは1色半で食うで・・」と言って来ます。

私も「それなら余り変わらんなっ、でも1色で食うと効率が良いなぁ・・

もう少しこの布陣でやるか・・・」と返事しつつ、試しに2色投げ、1色まで引くと、

上ちゃんが言うように、手前の浅瀬になる少し沖のカケアガリで連続してアタリます。

1投目で釣れるラインを見付けたのを良い事に、漫然とそのまま釣っていた為に

せっかく1色半にキスの群れが居るのに仕掛けを素通りさせていた訳です。

当然近くで食わせるほうが効率が良いので口惜しい思いで釣ってゆきますが

7時近くになると、大会独特の「散ってしもた」現象が顕著に現れ、素針も多くなり、

キスが小さいのでチロリからイシゴカイに替えたり、

遠投から近投斜めさびきまでいろいろと試しますが、

どんどんキスが薄くなります。どうやら今日は作戦失敗・・

朝一に近くで連を続けていたらもっと数が出たと

思いますが、4色で2〜3連ではいけません。

エボ7さんの入った場所はもっと酷かったようで、未だ10匹との事。同様に素針ばかりとなった

上ちゃんと2人で私の所に固まって釣る事となりました。

3人固まって釣り始めた頃は私が30匹、上ちゃんも同程度、エボ7さんが10匹余りと

殆ど釣れて居なかった周りから見ると健闘している感じで、

「今日も上位を狙うでっ3人で100匹は釣るでっ」とまた気合を入れ直し、釣ってゆきますが、

気合とは裏腹にこの頃から雨が強くなり、石粉はベタベタになるし手は滑るしで、

効率はどんどん落ちてしまいます。

それでも6色余りの所に有る沈みテトラに根がかり覚悟でトップガン33号をぶち込み、

少し仕掛けを引いた底がえぐれた場所にキスの群れを見付けたりして4連も有りましたが、

変な底ウネリに見舞われて仕掛け絡みが多発・・・なかなか数が稼げないまま、

試合も後1時間・・・(^_^;)一寸焦りつつ頑張ります。そしてこの頃になってエボ7さんも追い上げ開始、

皆が素針を引く中、2連、単発と少しづつ追い上げてくれます。

後方ではOB殿の奥さん、チャリコさんが応援してくれていますが、

なかなか数が伸びず、型もピンばかりで何とか3人で100匹がやっとの状態で試合終了・・(;_;)

それでもこの時点では回りより釣っていると信じていたので「今年もまずまずやなっ」と

勇んで会場に帰着し、真っ先に検量を受けましたが、

次々に帰って来られる人の釣果を見てガックシ・・・(T_T)。私と上ちゃんは各々600グラム弱、

エボ7さんは300グラム程度と合計1400グラムだったのですが、しおざきさんは一人で700グラム程度

釣っておられましたし、レインボーのM尾会長は800グラム台、

塩田師匠に至っては一人で1200グラム余り80匹弱匹も釣られたそうで、

今年は完全に圏外・・・どうやら千代川の濁りは大した事は無くて、

私達が入った場所より西側の浜の方が良く釣れたようです。

今年は例年に無く、ピンばかりでそれも場所によって釣果の差が激しかったようで、

昨年ぶっちぎりで優勝された横山さん達もいまいちだったようです。

そして昼食を頂き、クラブの中では一番だったので賞金?を頂き、

そのまま皆さんへのビールに「還元」して大広間へ・・・今年は雨が強く降るので

室内での表彰式となり、3人1チームの団体優勝はいつも上位に入られる強豪揃いの

柏崎サーフさん。写真はボケていて申し訳無いですが、大林さんや鈴木さんのチームで

遠路はるばる新潟からの参加です。

柏崎サーフさんは以前に何回も優勝旗を持ち帰られており、今年も強かった・・・。

個人優勝はブッチギリで徳島セントラルサーフの塩田師匠。

一人で私と上ちゃんの分をあわせた分量を釣っておられました。(~o~)

そして今年は神戸投翔会さんも上位10位以内に2チームも入賞され、

私達の近くに固まって座っておられたので、所狭しと賞品の鳥取名産長芋の山が・・。(~o~)

佐伯さん、しおざきさん、ククレカレイさんのチームが7位。

そしてTuchyさん、M原さん、ロンリーさんのチームも8位と

今年は大盛り上がりで表彰を受けておられました。

私が抽選会で長芋が当たっただけで我がチームは今回は全体で24位・・・(T_T)

「あんなピンばかりでムラが激しくてもきっちりとポイントを見極め、丁寧に釣らんといかんなぁ・・と

反省しつつ、とても雨が強くなった鳥取砂丘を後にしました。

さて・・これでようやく6連戦が終わり、来週からは私達も北近畿の浜でマッタリ・・

いやいやこのロードでの反省点を基に、私は秋の報知決勝、来年のJC本戦に向けて練習

で頑張りますし、惜しくもJCセミを逃した上ちゃん、

今年の大会では実力が今一つ発揮出来なかった

エボ7さん、腰痛で殆ど参戦出来なかった監督も来週からは浜詰通いで修業?です。

投げ練、さびきの練習、ポイントの見極め、そしてもちろんマッタリBBQで反省会と

いつもの北近畿組に戻り、また皆さんと竿を並べてワイワイ出来るのを楽しみにしています。

そして大会期間中、全国の皆さんから暖かく声を掛けて頂き、いろいろと情報交換やキス談義で

楽しませて頂きました。本当に充実した大会期間で、お会いした皆様に感謝しつつ、

来週からは地元で頑張りますっ。 ではまた皆さん浜で・・・(~o~)。