2003年釣行記

6月15日 全日本キスは弓ヶ浜でした。キスは渋かったですが
キススペ試運転とキス談義で楽しめましたの巻


6月15日は全日本サーフのビッグイベント、全日本キス釣り選手権の日で、全国各地、北海道から

九州まで56の会場が設けられ、キスの一匹長寸を狙って会員が腕を奮います。

私達が所属する大阪サーフは鳥取県の境港会場に参加する事になり、14日の夜7時に監督の店に

集合し、私の車に監督、上ちゃん、エボ7さんが乗り込み、国道9号線を一路西に向かいます。

車内ではマッタリしつつ、監督と上ちゃんのまるで漫才のような会話を聞きつつ、遠い境港まで

ひた走ります。途中食事をしたり、釣具店に寄ったりしつつ、クラブの集合場所である弓ヶ浜の

日本海フイッシィング釣具店には12時頃に到着。ここでクラブ員が集合の後、

境港会場の受付場所に行き、会長がクラブ単位での出発順を決めるクジを引かれると

30クラブ中27番目・・・(;_;)。「まあ・・私らは広い釣り場で竿を出すから・・」と余りくじ順は気にせず

皆でわいわい言っていると、神戸投翔会のしおざきさん、ロンリーさんも到着。

「何処に行くの?」と聞くと「取り敢えずロンリーさんが一発を狙う一万トン岸壁に行き、夜明けから

弓ヶ浜で数釣りしま〜す。」との事で、私達も弓ヶ浜でチロリを遠投して

大型キスを狙うつもりだったし、上ちゃんが夜の間は境水道でスズキ狙いをするとユムシを買ってしまった

ので、「同じ行動パターンですなっ」とお二人に付いて行く事になりました。

そして午前1時半に一斉にスタート!!。全日本キスの開始です。

せっかく2番くじを引かれたロンリーさん、しおざきさんはドン尻の私達を待っていてくれ、

すぐ近くの1万トン岸壁に行きます。 

着くとすぐにロンリーさんと上ちゃんが竿を出し、一発を狙っていますが

残りのしおざきさん、監督、エボ7さんそして私は浜からの引き釣り用の道具のみ持参なのでマッタリ・・と

二人の釣りを眺めつつ、先ずは腹ごしらえと七輪で炭を起こし、肉を焼きつつキス談義・・(~o~)

「先週は弓ヶ浜でかなり釣れていたらしい・・」とか、言いつつそのまま夜明け近い4時まで待機状態で

ロンリーさんが釣られたピンギスを焼き、「旨い〜もっと釣ってこっちに回して〜っ(~o~)」と

ロンリさんに発破をかけ、また釣られた中型キスを見て、

「そんな寸足らずのキスなんか要らんやろっ、焼かせろ〜っ」

「イヤじゃーっワシのお土産全部食ってしまう気かぁ・」、などと騒ぎつつ、楽しい一時を過ごし、

ようやく薄明るくなると、ここで一発を狙い続けると言われるロンリーさんを残し、

いよいよ弓ヶ浜に出発です。

4時半頃にJC会場より少し南側の和田浜キャンプ場の浜に出ると、

未だ誰も竿を出しておらず、先週好調だったウワサも有り、

皆が期待十分で竿を出し、浜に散って行きます。

私は監督の隣で新キススペの試運転・・・チロリを付け、先ずは5色から探って来ますが

何も反応は無く、先週バコバコだったらしい3色もダメ・・

そのまま引いていると、3色以内はトロ藻やゴミが

多く、重くて引く事が出来ずに巻き上げます。(;_;)

「仕方ないなぁ・」と今度は7色飛行をぶちかまし、ゆっくり引いて来ると6色でようやく弱いアタリが続き、

皆に「遠投やで〜っ」と伝えて巻き上げると中型キス3連でした。

暫くしてしおざきさん、上ちゃんの横に移動し、ポロポロと2〜3連で釣りつつ、

皆で「えらい前情報と違うなぁ・・4色以内なんて何も居らんで・・」

とぼやきつつ、遠投を繰り返していると

弓ヶ浜の主・・・玉野フイッシィングの横山さんがニコニコしつつご登場です。(~o~)

暫し私達の釣況を聞かれ、「天気も今ひとつだしベタ凪過ぎるからかな?」と言われつつ、しおざきさんの

横に入られ、いきなり8色程度の遠投をぶちかまされ、

暫くすると、ニコッとされて「7色に居るで・・」

と言われつつ2連・・・聞くと先週は20センチクラスが混じって5〜6連が多かったそうですが、

[今日は手前が浅いし・・近くは何も居ないようですね・・遠投勝負だなぁ・・・」と言われつつ

暫く竿を振られた後、川の流れ込みの反対側に歩いて行かれました。

私はそのままここで粘る事にし、その後もしおざきさんと遠投ガチンコをしながら

渋いキスのアタリを取りつつ、キススペの遠投試運転で殆ど投げ練・・・。

新キススペはウワサどうり、かなり無茶な振込みも可能で、キスも遠い事ですし、

竿をブン回して投げ込んでゆきますが、方向性は良く、2代目よりも扱い易く感じました。

振り込んで曲げ易く感じるのに力強く反発はしてくれますが、2代目のようなシャープな早い反発は

感じられず、「飛距離は殆ど変わらんなぁ・・方向性は良いけど・・」と思いつつ最初は調子良くブン回し、

キスも6色後半で食わせて、悦に入っていたら、次第に

先日来からの疲れと長距離運転で腰が回らなくなり、焦れば焦るほど、左に引っ掛けてしまう事が

多くなりました。

竿の特性が2代目とはかなり違い、長年慣れた反発のタイミングもかなり遅れて出るので

戸惑ってはいましたが、そこを無理矢理投げたら完全に引っ掛けて50メートルも横で

釣っておられる横山さんの道糸に掛けてしまう始末・・・m(__)m。「すみません・・」謝りつつ

聞くと横山さんも「今日は遠いなぁ・・(^_^;)」と言っておられました。

そしてこちらに近づいて来られたのはこれもシマノのテスターの日置さん・・(^^)

お二人とも新キススペのテストに使われていたプロトタイプを振っておられ、並んで遠投しつつ

竿の感触など話されていたのかな・・・?。まるでシマノのカタログのようなシーンですなぁ・・(~o~)

ちなみに竿は市販品と同じとの事でしたが、ガイドは間に合わず、ハイスピンダーの7点仕様で

リールシートも旧チタンシートでしたが、「ハイスピンダーでも糸絡みは皆無で良い竿ですね・・」と

日置さんは言われていました。巻き糸は白で、同色仕上げではありませんでしたが、

いかにもプロトタイプ・・の雰囲気が有り、「純白もええなぁ・・」と感心しつつ見させて頂きました(~o~)

そして自分の釣り座に戻って休憩していると、いきなり睡魔が・・(^_^;)そのまま浜で大の字になって

1時間程寝てしまい、起き出すと今度は横山さんと日置さんが近くで釣っておられ、

しおざきさんや監督、エボ7さんも辛抱強くさびいています。

私も少し休憩したのでまた復活し、相変わらず遠投しか釣れていないとしおざきさんから聞き、

少し投げ方をサイド気味にしてスムーズな投げ方に変えて方向性も良くなり

下写真のようにグリーンの6色から黄色の5色に入ったあたりに

小さなカケアガリとキスの群れを見付けて

また2〜3連で復活です。!(^^)!

暫くするとキスも30匹を肥えましたが、

今日は23センチ以上のキスを釣らないと検寸には出せません(T_T)

しかしこの頃には完全に数釣りモードで一発大型などは夢のまた夢のような釣況で

後は大先輩で尊敬する横山さんと日置さんの横で勉強しつつ、お二人の釣りを見てみる

事にしました。

横山さんは常に安定したキャスティングで

上写真のように、サイドからの構えで一瞬ピタッとアドレスが決まり、

ここから左腕のリールが頭の横をスムーズに通過しますが

力を入れて振られるのは頭の横あたりまでで、後は竿の反発に任せ、前への振込みは

糸の出て行く角度に合わしてとても穏やかにゆっくり見えます。

しかし、オモリは確実に7色以上に着水し、

ムダな動きが無く、大きく振れば、がむしゃらに力まずとも

タイミングを上手に取れば楽に7色を越えられる事を見させて頂きました。

一方日置さんはキャスティング大会のST種目でいつも上位に入られる方ですが、

日置さんも力みが感じられず、スムーズに早く竿を振られるV字投法ですが、

新キススペを大きく曲げられ、反発力を生かす投げ方で

コンスタントに8色出されていたようです。竿の振りはとても早いながら、下写真のように

ピシッと振り止められています。

下半身がとても安定した投げ方で、当日疲れて゛下半身がガタガタだった私は

とても羨ましく感じました。(^_^;)

新キススペもふんばり、竿先のブレはうわさどうりにとても小さく、

早く収束し、とてもスムーズに糸が放出されていました。

ブレが大きいと竿先のガイドと道糸が何回も叩き合い、摩擦が大きくなって糸の出が悪くなり、

飛距離落ちもさることながら、リールから出る糸のスピードよりも

竿先から出る糸のスピードが落ちてしまい、

糸が一瞬たるむ事により、ガイドに巻き付いたり、バックラッシュを誘発したりしますが、

そのような事は皆無で、私も無理矢理曲げ込んで投げたりしましたが、左に引っ掛ける事は有っても

パッチンは一度も無く、強振してもトラブルが少ない竿と言うのが新キススペに対する印象でした。

さびきは・・横山さんはキスが居そうなポイントは今日は早く引いてもキスの追いが悪いのか、じっくりと

竿で引いておられました。

日置さんは基本的にはリールさびきでこちらも腕に神経を集中させ、

じっくりと遠くからの中小型キスのかすかなアタリを

感じようとするかのような、さびき方をされていました。

キスの食いは相変わらず渋い状況でしたが、お二人とも素針は殆ど無く、確実に2〜3連で

釣っておられましたし、

日置さんは皆が6色あたりから散ったキスを釣るのに苦労している中、

超遠投で誰も届かない距離から5連もされていました。

来週のJC全国大会の下見も兼ねておられたお二人にお邪魔してしまいましたが、

親切に新キススペの話をして頂き、私の6点にしたガイドの事も聞きましたが、

横山さんは「6点でも十分ですよ・・余り多いと抵抗が増えて弊害も出ますし、

405なら6点でもいける竿です。425なら7点かな・・」と言って下さりましたし、

日置さんも、「今度のリールシートは良くなりましたね・・

リールがしっかり保持出来るのに薄くて軽い」と言っておられました。

そんな楽しい時間を過ごしている内にすぐに時間は経ち、

11時前となり、検寸会場に戻り、先ずはクラブの例会の検寸を受けましたが、

数釣りとなってしまった北近畿組みは蚊帳の外・・・一応計ってはもらいましたが20センチにもみたない

キスではネ・・・(T_T) 賞品で並んでいる0.6号のPEが頂けなくで残念・・(^_^;)

数ではクラブ内トップの34匹、ペットボトルに3分の2程度は釣れていましたが、型の大会で

数出しても意味は無し・・(T_T)

次に全日本キスの検寸を見に行きましたが、少し遅れたので提出されていたドデカイ85センチの

マダイは撮影出来ず・・m(__)m。しかし他魚はかなり大物が提出されており、

マゴチ、チヌ、マダイなどの大物が出ていました。

キスは淀江で出た29.1センチが最大で、期待された境水道での大型スズキも今ひとつで

ハネクラスが殆どでした。

ロンリーさんも28センチのガシラやカレイ、25センチのキスなどを釣られたようで、

大物狙いに徹した成果が出たようです。

クラブの表彰は5位まで行われ、写真は2位の柿山さん。カレイを提出されて準優勝。

カレイは他にも多く出されていたようで、未だ水温が今ひとつ低かったようです。

弓ヶ浜が好調と聞いたのと、一昨年の同じ大会でクラブの先輩が28センチの大型を

今日のポイントで釣られたので、期待して行ったのですが、食いは渋く、型も中型以下で、

全くの数釣りの練習のような大会となってしまいました。

今回は新竿にトップガン33号をいきなり持ち出して最初からガンガン投げたのが災いし、

後半は特にキャスティングがボロボロとなってしまいましたが、最後には修正出来、

2代目に比べてもっと早くからしかけて曲げて良いタイミングで反発させるよう、今後の練習で

自分に合った投げ方をつかもうと思います。

しおざきさん、横山さん、日置さんと並んで竿を振らせてもらい、とても楽しく、そしていろいろと

今回も勉強になりましたし、新キススペの試運転では竿の特性もある程度判りましたので、

何かと収穫の多い大会でした。

しおざきさん、横山さん、日置さんに感謝しつつ、相変わらず曇天の空の下

ベタ凪のいかにも釣れそう?な鳥取県の浜を眺めながら、疲れた体にムチ打って帰って参りました。