2003年度釣行記

3月22日 但馬豊岡サーフさんの例会にお邪魔し、春の味に舌鼓の巻

釣行日 2003年3月22日
釣り場 京都府竹野郡網野町夕日ヶ浦
大会名等 但馬豊岡サーフさんの3月例会にお邪魔させて頂きました
狙いの魚 例会ルールはカレイ、アイナメの一匹長寸
釣果 但馬豊岡サーフの皆さんとのふれあいと春の味?
記事及び写真 今回は但馬豊岡サーフさんの3月例会にご招待頂き、参加させて頂いた

お話です。

3月22日、今日も北近畿は晴天で、私も6時に起き出して

準備し、行程1時間半の夕日に向かいますが、放射冷却が強く

国道に設置されている凍結の注意を呼びかける温度計はマイナス3度を

指しています。 今日も冷え込みが強いようで、今年は水温がなかなか

上昇せず、今頃が年間で一番水温が低い時期・・・・

「日が昇って水温が少し上がってからの方が釣れるカモよ」と

寝坊助の私はゆっくりと車を走らせます。

そして8時に夕日に着くと、もうすでに沢山の投げ釣り師が

竿を出しておられ、つなぎ鼻は満員御礼状態。

ご招待して頂いた投大笑さんはそれより奥の石碑下の磯で竿を

出しておられ、私の後を追って到着した上ちゃん、エボ7さんと共に

投大笑さんを囲むように場所を確保し、投げ込んでゆきます。

石碑下の中央に有る突き出した離れ磯に投大笑さん、

その右に私とエボ7さん、

すぐ奥の旧灯台下には釣り太郎さん、そして但馬豊岡サーフの柳沢さんが

広く竿を展開し、「カレイよ来い!!」と頑張っておられます。

そして反対側のつなぎ鼻寄りに上ちゃんが布陣。

上ちゃんはアイナメ狙いのようで、ロックオモリで根に仕掛けを投入し

じっくりとアイナメからの大アタリを待つ作戦のようです。

遠くに見えるつなぎ鼻にも沢山の人がおられ、夕日は投げ師で大盛況・・・

つなぎ鼻に乗っておられるのは神戸中央サーフのやまさんだった事が

帰宅後に掲示板への書き込みを頂いて判りましたが、私の釣り座からは

150メートル程有り、ニアミスでしたが、失礼してしまいました。

さて・・・やはり水温は未だ10度以下のようで、暗い内から竿を出しておられた

投大笑さんも釣り太郎さんも未だ釣果が無く、時折アタリは有るものの、

針に掛からないと言っておられます。 

片や釣り太郎さんはエサを瞬く間にフグに取られるそうで、

頻繁に投げ返しておられます。そして私とエボ7さんはエサも取られ無い状況で

30分後に巻き上げてもアオイソメがそのまま戻って来ます。

遠投、そしてシモリ際へと投げ分けていますが、何処にも生体反応は無し・・

「寒いので炭でも起して暖を取るかぁ・・」と準備していたら

いきなり「来たでぇ!!」と投大笑さんが竿を曲げられ、抜き上げられたのは

マコの28センチ。

良く肥えて腹もパンパンの美味しそうなマコですなぁ・・・ウラヤマシイ・・・。

すぐに漁港寄りの柳沢さんも同型のマコを釣られ、「時合いやでぇ・・・っ」と

全員がエサを付け替え、投げ返して行きますが、極短い時合いで

すぐに静寂が・・・(T_T)

そのまま2時間経ってもエサも全く取られず、「マッタリするかぁ・・」と

上ちゃんの大好物である餅を焼き、チューハイを飲み、

北近畿組みはいつものペースとなってしまいました。(~_~;)

それでも、柳沢さんが2匹目のマコを釣られ、30分毎には巻き返して

アオイソメを沢山刺して投げてはいたのですが、

今日は夕日では条件が良くないベタ凪で、期待している潮目も走ってくれません。

暇なので投大笑さんと話していると、3脚のバッカンの中にはワカメが沢山・・

「私も暇なので波打ち際でワカメを摘んでました」と苦笑されています。

聞くと3月はワカメの柔らかくて美味しい若芽が伸びる時期だそうで、

私も早速波打ち際でワカメ摘み・・・(~o~)。

投大笑さんの足元には大量に生えており、摘んでもらうと

バケツ一杯ほどが1分もすれば簡単に摘め、有り難く頂いてお土産が出来ました。

見ると釣り太郎さんもワカメ摘みをされており、こちらも「お暇」なようで・・・(~_~;)

「ワカメサラダにすると美味しいですヨ、そしてワカメのシャブシャブも

おつなものですヨッ」と教えて下さります。

「シャブャブ・・・・・・ほんなら早速」と七輪に小鍋を乗せ、

お湯を沸かして、ワカメを小さく切り、湯が沸いたらワカメを放り込みます。

するとすぐに茶色かったワカメがきれいなグリーンに色が変わり、

色が変わったら食べ頃です。「ポン酢で食べると美味しいです」と聞き、

「ポン酢なら鍋用にいつでも車に積んであります・・(~_~;)」と早速ポン酢に

茹でたワカメをくぐらせ、口に運びます。

噛むとプチプチサクサクと歯触りが良く、口一杯にワカメのダシが広がり、

ポン酢とも相性が良く、どんどん箸が進みます。(~o~)

餅を食い、ワカメに舌鼓を打ち出すともういけません。

完全にマッタリモードに突入し、一寸昼寝・・と、うとうとしていたら、

「アタッたでぇ・・・」とまた投大笑さん。見ると少しさびいた時にアタリが出たそうで

「もっと食い込め・・」と暫く待ち、ガッツンと合わせられるとまた竿に乗ったようで

嬉々として巻き上げてこられます。

そしてきれいなイシが澄んだ海から姿を現し、

しばし見とれてしまいました。(~o~) 夕日では小ぶりの30センチ足らずの

カレイでしたが、カレイを海底から巻き上げ、見えた瞬間「カレイやっ!!」と・・・

やはりカレイ釣りはこの一瞬が堪りませんなっ。

と・・言う事で私達北近畿組は今日も北近畿組ペースで完全○ボ・・・(~_~;)

11人参加の例会も釣果が有ったのは投大笑さんと柳沢さんの2人だけで

カレイが2匹づつ・・・ちなみに柳沢さんのカレイは2匹共24センチのマコでした。

マコならば昔から旧灯台下から漁港寄りのブイが並ぶあたりがポイントのよう

ですな・・。

カレイの30センチオーバーは居ませんでした。そして期待されたアイナメも

今日は姿を見せず、つなぎ鼻や他の磯でも低調だったようです。

やはり水温の低さと潮が動かなかったのが低調の要因のようでした。

私達3人はそれ以前の問題である「鍋を囲むクセ」も有りますが・・・(~_~;)

と言う事でまたまたボウズの釣行記ですみません。m(__)m

来週は大阪サーフの例会で、釣り場は宮津湾、伊根一帯で行われます。

来週こそは検寸台に魚を乗せてみたいものですが、

超スランプ状態の北近畿組・・・・最近は何処に行ってもカレイに馬鹿にされて

いるようで・・・と言うより鍋の片手間の輩に釣られては

堪らんとカレイも海底で笑っているのでしょうな・・・(T_T)

来週は真面目に煮込みラーメン・・いや何とかケムシをかわして

カレイ、アイナメをゲットしたいものです。

但馬豊岡サーフさん、今回もお世話になりました。m(__)m。

今度は4月に竹野あたりにお邪魔します。

ではっまたっ