2002年度釣行記
VOL11 10月6日 トップガン試運転の日に
由良川河口で落ちギスが開幕しましたの巻
釣行日 | 2002年10月6日 |
釣り場 | 京都府宮津市由良海水浴場 |
大会名等 | トップガン試運転釣行 |
狙いの魚 | キス |
釣果 | キス76匹 |
記事及び写真 | 10月6日は午後から雨との天気予報で、いつも日曜に寝坊する私も 午前中が勝負!!と何とか6時に起き、いつも馴染みにしている西舞鶴の 富永釣具店にエサを買いに行きますと・・・「佐織さん・・・例の天秤が入りました!!」と 若主人が声を掛けてくれます。 つい一週間前にTOP GUNを30本、注文はしてみたものの、 その時の若主人の反応は??ナンジャソレ・・の感じでしたし、ウワサでは超品薄のようで 京阪神でも殆ど見付けるのが難しい状況のようで、 全く入荷する期待すらしていませんでした。私が注文した翌日に 若主人が大阪営業所に電話したけど全く無かったそうで、 東京の本社釣具営業本部に電話したそうで、営業本部いわく、30号が14本のみ 残っていますとの返事だったそうです。それを全部、至急送ってほしいと頼んでくれ、 めでたく昨日着荷したそうです。ヽ(^o^)丿 値段を聞いても「未だ判らんのですわ、値引きは殆ど出来ないとしか聞いていません・・ とりあえず持って行ってください(^_^;)」と言われる始末・・・(~o~) 当方はすでに定価を知っているので、「2150円やでっ」と伝えると ほならとりあえず一本2000円で・・と代金を支払い、 「次の入荷は早くて年末か来年らしいです・・」と聞き、「その頃はカレイ釣りやで・・・」 と冗談を言いつつ、無理を言って何とかしてくれたご主人にお礼を言い、店を飛び出して 急いで上ちゃんが先行している久美浜方面に車を進めます・・。 道中にエボ7さん、上ちゃんに入荷した事を携帯電話で伝えると、2人共 入荷した事を驚きつつ、嬉しそうな声が返って来ます。(~o~) 「今日はTOPGUNの試運転の日じゃぁ、どんな使い心地かなぁ・・」と嬉々として 8時過ぎに箱石に到着・・・急いで浜を歩き、上ちゃんと合流・・・ しかし上ちゃんはもうすでに「まったり」体制・・・・「釣れんのかいなっ」と聞くと 「何にも居らん」とぼやいています。 昨日のキス健さんやKoalaさん、廻船問屋さんからの 情報では「一発大物は居ますけど数は全く・・」と聞いていたのと今日はベタ凪・・・ 下手したら丸ボウズ・・・??なんて思ってはいましたが、箱石のヌシの上ちゃんが 朝からまったりなので、予想以上に悪いようですな・・・。 「まあええやん、これを使って遊べるし・・」ととりあえず3本支給し、 2人で投げる事にしました。 「パッチンしたら力糸と合わせて3000円が水の泡やでっ、キス釣りもいよいよ 病気の世界やなぁ・・・(^_^;)」と言いつつフルスゥイング!!。 先日の平では向かい風でしたが、今日は弱い追い風で更に飛距離が伸びます。 時折8色目の青い糸が数ターンしか残らない時も有ったりして、 胸を撫で下ろすシーンも・・・ ほんまにぶっ飛び天秤やなっ。と嬉しくなって来ますが、追い風では向かい風の時ほどは 鉛の天秤と差が出ないようで、プラス1色程度かなっ。 ちなみに向かい風ならば1色半程度は皆さん伸びるようですが・・・?。 改めて今日30号を比較しましたが、形からして良く飛びそうで、 空気抵抗の差は見た目だけでも歴然としているようですなぁ・・。 それに加えて海草天秤より1センチ以上足が短いので、 尚更飛距離の面で有利なようです。 こんな短足でも安定して飛行するせいか、長い8本針でも仕掛け絡みは皆無でしたし、 さびく時も殆ど砂紋のゴトゴト感が殆ど感じられず、 砂紋の山を突き刺しながら引いている感じです。それなのに引いた時や巻上げの時に とても軽く感じ、まるで20号のオモリを扱っているような感じで、 とても楽に引け、アタリに対しては硬い短足の為にかなり敏感です。 それに加えてタングステンと言う素材はかなり硬いらしく、かなり引っ張り回しましたが 砂で擦れてもキズは全く付かず、逆にツルツルに光り輝き出し、 試しに岩にゴリゴリと擦り付けてもかすり傷も付きませんでした。(~o~) しかし・・・飛ぶのは良いのですが、今日はキスが居ません・・・(T_T) エボ7さんが合流して来た頃にやっと波口にキスが居ると上ちゃんが騒ぎ出し、 やっと、ほんの足元、5メートル程の所で食い出したようで、先ずは3連・・・(~o~) 私も真似をして2色に投げ、波口にさっと引き寄せて、力糸の範囲で強いアタリが・・・ 20センチ級の4連です。ヽ(^o^)丿 硬い短足でも食い込みは良いようで、こんなのが足元でアタリをくれると 一週間の「ブルブルッ禁断症状」がさっと引いてゆきます エボ7さんも4連をされ、楽しめたのもつかの間、 またアタリが遠のき、こちらも遠投練習モードに。 そんな中、私も先日注文し、いち早くエボ7さんが入手した ウインズのシマノ用投げリール、EV、FV、XT、テクニウム、チタニウム対応の 大口径の新ホワイトスプール!!。 これはメッチャ軽い・・・夢屋の金属製に比べて約半分の48グラム、 今日持参されたのはテーパータイプですが、スプールエッジに余裕が有る為に かなり角度が有るテーパーなのに殆どトラブルも無く、下端は夢屋と全く同じ大口径!!。 0.4〜1号 200メートル+力糸のPEに対応して4000円、4分の1以下の価格で 重量半分とこれはお勧めですなっ。(~o~) ぶっ飛びアイテムがまた増えました・・。ヽ(^o^)丿 しかし、キスが居るのは足元・・(T_T) 「投げて釣れる所に行こう」と皆で意見が一致し、 昨日上ちゃんが好漁した由良川河口に転進です。 昼前に到着しますと、波も無いのにサーファーがプカプカと浮かんでおり、 それを避けて河口の近くまで歩き、更に河口の沖、博打岬方向に遠投し、 7色から引いて来ると5色あたりでバコバコとアタリが連続です。 「居るでぇ・・!」と皆が言いつつ、好調に6連7連と20センチ以上の良型をかなり交えて 絶好調!!。数投すると50匹近くになる好調さで、いつものヒイラギやウグイも居らず 快適にキスのアタリを楽しめました。 特にエボ7さんは好調で下写真のような25cm3連なんて事をやらかしてくれ、 どうやら由良川河口が落ちに入ったようですなっ。(~o~) 上ちゃんが「こっそりチロリで釣っているんとちゃうの?」と言う程、大型が混じります。 時折由良川河口名物のジェットがわんわんと走り回りますが、キスは全く散らず、 遠投を楽しみつつ、各々70匹程度のキスを、まったりしつつ、釣る事が出来ました。 北近畿ではこの由良川河口が落ちに突入するのが最も早く、これが終わると高浜・・ そして大体1ヶ月後には浜詰方面が落ちに突入が例年のパターン。 今年は遅れていましたが、やっとここで落ちが始まり、 これからが楽しみですなっ。ヽ(^o^)丿 河口ですので、大型の群れを外すとピンも多く混じりますが、かなり早く引いても食い、 久しぶりに高速バコバコを味わう事が出来ましたし、3人で投げまくったのに 誰一人「パッチン」は無く、無事試運転釣行は終了。 「久しぶりにキス釣りらしい釣りやったなっ」と一月前の報知決勝以来、 高水温過ぎてムラッ気の有るキスに悩まされていましたが、 水温も少しづつ下がり出したようで、ようやく楽しい落ちシーズンが 始まりました。 「来週はどこでバコバコかなっ」と言いつつほぼクーラー一杯にして 帰って参りましたが、家の玄関に着くと・・・・・(~o~) 尻尾を振りまくって待っているやつが・・・ クーラーを押し倒してこじ開けんばかりの暴れようで、キスをねだるので、いつもピンを 5匹ばかり食わせてやりますが、最近はキスばかりなので、 家族が困惑気味でして・・・こいつが一番喜んで食って くれますなぁ・・・。(~o~)しかも生で・・・。 猫のように嬉しそうな顔をしていますなぁ・・(^_^;) 上ちゃんとエボ7さん・・今後もピンを釣ったらこいつに食わせてやりますので 下さいネ・・・(^_^;) てな事で、TOPGUNの試運転釣行記もおしまいです。 ますますこれからが楽しみですなっ。では、またっヽ(^o^)丿 |