2002年度釣行記VOL.1

釣行日 2002年1月4日
釣り場 宮津市江尻
大会名等 投げ北初釣り寒中修行大会?
狙いの魚 カレイ、アイナメ
釣果 ケムシ多数のみ(T_T)
記事及び写真 新年明けましておめでとうございます。m(__)m。
今年もあちこちの釣り場で皆様とお会いし、わいわいと楽しめたらと思っておりますので、
私達ヘボ投げ釣り師を見掛けられましたら、御声がけをお願い致します。m(__)m
さてっ、今年も年始から大荒れの天候で、三賀日は私と監督は実家で泥酔・・・
上ちゃんはPで大儲け・・・といつもながらのお正月。
三賀日が過ぎると釣り好きの虫がうずき出し、誰彼とも無く、「どこかに行こうや」と
言い出して、毎年瀬戸内や淡路等、北近畿よりは暖かい地方に出掛けて、
のんびりと竿を並べるのが恒例となっております。 
しかし今年は3人が丸2日かけて遠征しようにも、
仕事や用事で3人揃って2日間の時間が取れず、
遠征はボツとなってしまいました。
しかし、幸い4日は雪も降り止み、穏やかな天候となり、家でボーッとしていると
監督から「近場でやりまひょか?」と電話が有り、「そやねぇ海で酒を醒まさんとなぁ・」
と二つ返事でいそいそと準備にとりかかります。
昼前には家を飛び出し、宮津方面からの帰省Uターンの車の列を見ながら
天橋立方面に走ります。3日に雪がかなり降ったので、事故でバンパーやフェンダーを
かなり凹ました車が行き交い、「この時期にノーマルタイヤで来たらいかんで」と
思いつつ半凍結の道を進みます。 江尻の手前のスーパーで待っていると
監督と上ちゃんも到着し、3人で江尻の石波止に行き

年始の挨拶。 普通はここで「今日は何が釣れるかなっ?」と言ったりするのですが、
今日はいきなり「今日は何呑むん?」と釣りの事などより、この寒空の下、何を飲んで
暖を取り、酔釣するのかを相談です。 それでも呑むより先に竿だけは並べて、
青イソメを付けた仕掛けをぶっ飛ばします。

3人竿を投げ終えた所で、いつものように
バカ話でわいわいやりながら釣ってゆきますが、今年もここはケムシ天国。
「オッアタリが出た!!・・すっぽ抜けや、キスのような

アタリやったで。」・・・「わしはケムシしか釣れん」・・「あんたは今年もケムシ名人や、
わしはケムシ釣りとうても釣れてこんでぇ」・・「やっぱり上ちゃんが一番にケムシ釣った」
「あの人より早くケムシ釣ったら怒りよるで」・・
「と言いつつ巻いたらわしにもケムシ釣れたわ」
「今年も宮津湾はケムシだらけでカレイが座る場所も無い程沸いとるで」
「カレイが着底したらケムシが刺しよるからカレイが休む暇無く泳がないかん、
こんな所はいややとカレイが言うとるんちゃうか?」・・「カレイの白い面は真っ白やのに
宮津湾のカレイは赤いぶつぶつの出来物が有るやつおるで、多分ケムシの上に
座ったんや、かわいそうにのう」・・・
「うっ!!例のバチバチがっ」・・「投げた時にビシビシ感電するのう」・・・
「PEは海水を吸うから導電性なんや、それを空高く投げたら避雷針になる、
今日みたいな黒雲が垂れ込めている時に投げたら帯電している空中の電気が
手元に落ちよるんや」・・「バチバチッと気持ち悪いのう」・・「わしゃ竿を投げそうに
なった事あるで、竿持っとられへんで、バッチンバッチン来よるで」・・
「酒で体が酸性のやつは余計に感電するんやで」・・
「今年も訳の判らん事を根拠に変な事言いよるで、お前に言われとうないわい!!」

などと一向にアタリも無いのに投げ返し、ケムシを外し、仕掛けを投げ直しますが、
2時間経っても、夕方近くになってもケムシの猛攻です。
仕方が無いので、3人で並んで新年ご挨拶用の写真を撮ったり

監督が毎回2匹つづケムシを釣るのでケムシを見たこと無い人にと
ケムシの写真を撮ったり・・・

それでも時間はむなしく過ぎ、きれいな夕日の中、天橋立を横目に眺めながら、

頑張り?ましたが、今年も初釣りは「寒中、及び雪中修行釣行」となってしまいました。
毎年「初釣りからこれでは先が思いやられる」と落ち込んでいるのですが、何年も続くと
「今年もこんなもんやのう」・・「わしららしいで」・・「キス釣りたいのう」・・
「2月になって監督が
暇になったら、どこかへ遠征していわしたらないかんのう」・・
と今年も懲りない面々は
マイペースで頑張ります。 てなことで、  
今年もヘボ投げ釣り師へのご支援を宜しくお願い致します。m(__)mm(__)mm(__)m