2001年釣行記VOL.3 投げ釣り北近畿 花見カレイOLM

釣行日 2001年4月1日    
釣行場所 京都府宮津市栗田半島周辺    
天候 雨のち晴れ  
小潮    
対象魚 カレイ他投げ対象魚全般    
竿 スピンパワー405BX    
リール スーパーエアロEV
道糸 PE1.5号    
オモリ エルキャッチ30号    
ハリス カーボン3号    
ハリ カレイ12号    
エサ マムシ、青イソメ    
釣り場写真    
釣果    
記事 投げ釣り北近畿ではこのHPをご支援していただいている皆様と交流を深める為、

今年より春は花見カレイ、秋は落ちギスをターゲットとしたOLMを毎年開催し、

普段ネットでしかお会い出来ない方と半年毎にお会いする機会を設ける事にしました。

今回は2001投げ釣り北近畿花見カレイOLMを4月1日に開催すべく、参加を公募した

所、30名の多くの方が北近畿に御来釣頂く事となり、前回の落ちギスよりも更に人数が

増え、3人がその人数の多さに戸惑い、不安な気持ちで開催日を迎える事となりました。

更に当日は早朝より家を出た途端に横殴りの氷雨模様となり、田井の浜に到着すると

もうコイキング殿が到着しておられ、浜で竿を出しておられましたが、

車の中で待機状態で、更に不安が募る。 

しかし、7時を過ぎ、参加者が続々と到着される頃には黒雲は切れ、青空が覗き出して、

風も弱く、絶好の花見カレイ釣りのコンディションとなり、「ホッ」と一安心。 

早速名簿を確認し、監督の挨拶と私の大会説明を簡単に済ませ、予定より30分早い

8時に一斉にスタートしていただいた。 私達は一旦越浜のBBQ開催場所に向かい、

荷を降ろした後、皆さんが釣り場で竿を出されたのを確認してから獅子埼の車横付け

ポイントへ・・。 するとコイキング殿がもう竿を出しておられ、 息子さん2人と朝の食事

タイム。 風も殆ど止み、日差しは温かくなって来て、何か期待出来そうな雰囲気。


私達もその左横で竿を並べ、気合を入れて遠投する。 エサは少しかじられるものの、

あの名物ウミケムが釣れず、じっくりと待つ形となった。 暫くしてゆっくり引き釣りをしていた

OKU殿の奥様がキスを釣られ、水温の上昇も感じられたが、その後はフグ、ナマコ、等

いらざる珍客ばかり。 春の海、ひねもすのたり・・・・・の世界となって来て、

煽った日本酒も相まって殆ど漠死状態。 そのまま2時間が過ぎ、早めに越浜へ移動

しようと竿を収め、釣り場を巡回しながら戻る事にした。

先ず見付けたのは紀州殿。 獅子岩の横の浜で殆どキスの引き釣りスタイルで

熱心にさびいておられる。 竿も並み継ぎ1本だけでハナからカレイには見向きもせず、

キス一本に的を絞って頑張っておられる。(キス健殿以上やなぁ)と思いつつ声を掛けると

「キス2匹」との事。 「頑張って下さい」と声を掛け、隣の下水処理場下の護岸へ。

ここは大型イシガレイが出たポイントでもあり、onitiku殿を始め3名が竿の放列。


ボケ餌で頑張っておられたが、 未だ不発との事。 彼らのマシンガンキャストを後にして

矢原の通称上ちゃんチヌポイントに行くと、Tsuchy殿が通りかかった家族連れ相手に

釣れたケムシの説明の最中。(^^;;;;;;;;;  投げ返す毎にケムシの猛攻に苦笑しておられる。

特製、「関東ギンギラバージョン」のカレイ仕掛けも「今日は未だ効果を発揮せず」の様子。

そして最後に田井の浜に行くと、やはりおられました、浜専門・・いやいやキス健殿と

谷口殿、そして釣り太郎殿が片島の鼻で竿を出しておられるのが遠目に見える。

キス健殿は遠投で沖の深みのキス狙いの様子。一方谷口殿はマイペースでのんびり

竿を振っておられる。 

しかし、ここも「未だアタリ無し」とのお返事。 

その後山越えにて越浜に行くと、浜の左端でねじ殿がせわしく竿を上げ下げしておられる。

シモリ際のアイナメ狙いのようだが、遠くで声はとどかない。

そそくさと浜で竿を出し直し、投げ込みっぱなしでBBQと審査、表彰の準備に追われていると

皆様にこにこ顔で帰って来られる。 しかしこれは釣れた笑い顔では無く、照れ笑いなのは

先程お伝えしたとうり。 早速検寸にとりかかるが、20センチに満たないキスや

長さを書くのがはばかれる様なガッチョ、テカミハゼ等が出されるばかり。

「そんなん出すの・・」の爆笑の渦の中、審査は進む。

まるで2月の泉南でクラブ例会をしているような釣果となり、期待されていた皆様に

申し訳無い思いがつのる・・・。 しかし、皆様は「この時期、こんなものでっせ」とか

「昨日雪が降って水温が急に下がったんや」と言ってくださり、釣果の事より多くの方と

おしゃべりを楽しむ方が面白いと、こちらの趣旨を十分に理解されている様子。

程なく乾杯となり、肉が焼けるのが追いつかない程の皆様の食欲に嬉しくなり、

あちこちでカレイやこれからシーズンとなるキスの話で盛り上がり、笑い声が浜にこだまする。

そして本賞は該当者が無かったものの、他魚、キスの部と表彰し、

準備していた賞品にキス健殿、紀州殿、OB殿、そして脂笑殿から

提供いただいた賞品を加え、順次お渡しし、

ボウズの方の審査表はOB殿の奥様に抽選していただき、全員に参加賞を

お渡しする事が出来ました。 御提供していただいた方、本当に有難うございました。

本来はカレイの部1位の方にお渡しする予定の脂笑提供の竿は今回初参加の谷口殿に

当たり、とても喜んで頂きました。

その後も浜で竿を出しながらわいわいと盛り上がり、BBQはいよいよ佳境へ・・

尚、Tsuchy殿より検寸とBBQの様子の写真を提供頂きました。

その写真は
こちら Tsuchy殿有難うございました。


最後に全員で海と沖合いの冠島をバックに記念撮影。

皆さん常々海に出られているせいか、健康そうな黒く焼けた顔が目立ちますが、(一部は

酒焼けですが・・・(^^;;;;;;;;;)春でこのような状態ですので夏になったら

流行りが去った顔黒ばかりとなるのでしょうなっ。

そして、皆様に後かたずけも手伝っていただき、また今度釣り場やOLMで再開出来る事を

楽しみにしながら帰って行かれました。

釣れなかったけど、これに懲りず、また北近畿へお越し下さい。お待ちしています。

さてっ、カレイも終盤、もう少しでいよいよキスシーズン開幕です。

大会や砂浜で皆様とまたお会い.し、キス釣りを通じて親交が深まればと思っています。

遠路はるばる、ありがとうございました。 それでは、またっ。

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