釣行記VOL18 大阪兵庫協会合同納竿大会に参加、上ちゃんがチャリンコゲット!!の巻

釣行日 2001年12月2日    
釣行場所 兵庫県淡路島 室津、久留間    
天候 晴れ  
中潮    
対象魚 大会ルール スズキ、エソ除くカレイ、アイナメ含む2匹長寸    
竿 スピンパワー405BX-T    
リール スーパーエアロEV
道糸 PE1.5号    
オモリ エルキャッチ30号    
ハリス フロロ5号    
ハリ カレイ14号    
エサ マムシ    
釣り場写真
及び記事
今年も全日本サーフ、大阪、兵庫協会合同納竿大会に参加する事になり、

仕事の都合で行けない監督を残し、上ちゃんと2人で淡路島に釣行する事になりました。

今年は例年に無く、淡路方面でのカレイが好調のようで、先日の全日本カレイの大会でも

型、数共に好成績だったようで、期待も高まります。

いつものように舞鶴道をすっとばし、明石海峡大橋でパトカーと併走して睨まれながら

淡路SAに到着。 暫くすると会長も来られ、「今年.は北淡だけでなく、南淡の湊

なんかでも良く釣れているらしい」などと教えてもらい、一瞬入る釣り場に迷いましたが

今日のルールはカレイ、アイナメを含む2匹長寸、但しスズキ、エソは除く・・・となって

います。一寸ややこしいルールですが、簡単に解釈すれば、淡路に多い30センチ

弱のカレイ2枚ではとても上位はムリ・・・長さが稼げるイシモチかカンダイを釣ってから

港内でカレイを拾うのが得策です。 そこで毎年イシモチを狙って室津で暗い内から

竿を出し、9時頃から東浦に移動してカレイを拾う作戦で参加していますが、

これが功を奏して3位になってリールをゲットした事もあれば、去年のように対象外の

スズキしか釣れず、手の平カレイ2枚で涙を呑む事も・・・・。

今年も先にイシモチを釣ろうと上ちゃんと決め、室津の波止の中間付近に駐車し、

先行していたOB殿、エボ7さんと合流し、頼んでおいたマムシを受け取り、

近年ますます高く積まれたテトラの上によじのぼり、0時きっかりに竿を並べます。

満月で明るく風も無し・・もちろん凪で期待十分に第一投・・・・。

しかし潮が飛んでおり、すぐに道糸が真横になってしまいます。 一流しして巻き上げると

マムシはおろか針さえ時々取られてしまう始末です。 折しも引き潮が一番早い時間帯で

スパイク天秤で近投しても流される仕掛け・・・(>_<)  「ウーム、5時の潮止まりまで

釣りにならんでぇ・・」と私が言えば、「ユムシもすぐにボロボロや・・」と上ちゃんも

ボヤキが出ます。 暫くは辛抱して釣っていましたが、

睡魔も襲ってきて爆睡モード。そのまま5時半まで寝てしまい、起きた時には干潮の

潮止まり・・。あたりは未だ暗いですが、眠気を吹き払って再度波止の上に上がります。

今度は潮はぴったり止まっており、殆ど流れません。暗い内はエサ取りも居ましたが、

明るくなってからはマムシもそのまま帰ってくるようになりました。

「この潮が逆に流れ出したら時合いやでぇ・・」と気合を入れなおし、

竿尻でじっとアタリを待ちます。7時・・8時・・・ずーっと待ちますが・・・ちーっとも潮が

逆流しません(;_;)。もちろんアタリも何も無く時間だけが過ぎていきます。

港内で手の平カレイ狙いのOB殿、チャリコさん、それに両親も不調の様子・・・

逆に東浦で竿を出している釣友はぼつぼつカレイを釣っている様子でますます焦ります。

8時半になり、「あかんなぁ・・作戦失敗やぁ・・」目標を大幅に下方修正して

「港内で手の平カレイでも拾うかあ・・ボウズ逃れに行くでぇ・・」と東浦に向かいます。

北淡ICから東浦ICまで走り、すぐにボウズ逃れポイントの久留間漁港に到着です。

先に荷揚げ場の真ん中で竿を出しておられた人に聞きましたが無言で

首を傾げておられます。(-_-;) それでもいつもここではボウズのがれをしているので

荷揚げ場の右角から上ちゃんと並んで竿を出し、ほんのチョイ投げのマシンガンキャストを

開始します。それでも巻き上げる度にエサはきれいに取られる・・と上ちゃんがぼやき、

横で港内のドン詰まり方向に投げている私にキスが釣れたのみでその後は私はエサも

取られません。 その内上ちゃんに10センチ程度のカレイが釣れたものの・・私の竿には

何も反応がありません。 そこで先日釣行した折に3枚カレイを釣った荷揚場の中央付近に

一人行って、停船してある船の狭い隙間からチョイ投げ開始・・・すると一投目から

「ペタリンコッ」と竿がお辞儀します。 「おんやぁカレイかぁ?」と竿をあおると、

23センチ程のカレイがひらひらと揚がって来ます。 早速上ちゃんに電話し、診に来た

上ちゃんとエボ7さんの前ですぐに2匹目・・・今度は27センチと食べ頃サイズです。(^。^)

早速2人が移動して来て準備している内に私に立て続けに2匹来て、4匹目。

隣でエボ7さんも27センチ程度のカレイを釣り、ボウズを逃れてほっとされています。

上ちゃんも最後の1投でミニガシラを釣り、提出の権利を得て3人なんとか審査に出せる

ようになりました。(~_~)。時計を見るともう11時半・・・

12時から審査なので急いで竿を仕舞って
佐野の埋立地に走ります。 

佐野に着くと、さすがに500人以上の大会なので、


もうすでに多くの会員が到着しておられ、審査が始まっています。 

早速審査を受け、後学の為に他の会員の釣果を見せてもらいますが、

今年は前評判の割には良型カレイの姿が見受けられず、イシモチも殆ど提出されて

いませんでした。 大物はカンダイが多く、時折50センチや60センチが出される程度で

チヌやアイナメの大物も例年に比べてかなり少ない感じで、30センチ以内のカレイ2匹で

審査を受ける人が多かったようです。 

審査を受けてツッチーさん、しおざきさん、つっじいさん、


そしてレインボーキャスターズの岡野さん等と挨拶し、審査発表を待ちます。

賞品は100位までかなりの豪華賞品が並んでいますが、

「私のカレイ2匹では辛い状況かなあ・・」と受賞できるか心配になります。

3位にはクラブのS氏が入賞し、さすがはクラブきっての大物釣り師と拍手喝采(^o^)丿

私も何とかギリギリの97位で賞品を頂き、ほっとしていると続いて100位以上の

方々を対象に抽選会・・・。時折リールや竿も当たり、あちこちで歓声も揚がって

100位に入れなかった上ちゃんとエボ7さん、OB殿も期待の面持ちで残りの賞品が

当たらないかと待ちます。しかし、賞品は殆ど残り少なくなり、最後には自転車が

2台残っていますが、「あんなの当たる人は運がええ人やなぁ・・」と眺めておりました・・。

そしてその2台のチャリンコの抽選となり・・・「大阪サーフ上田さんっ!!」 

「ドッヘーッうっそおぉ・・」
「チャリンコ当てよったぁ」とクラブ員が大爆笑!!(^○^)

当たった本人は「信じられん」を連発しながら早速チャリンコを組み立てて広いグランドを

走り出します。

「奥さんにええお土産できたなぁ」とか「そんなもん車に載らんでぇ・・明石海峡大橋をチャリで

帰れやっ」「あれはチャリ走行禁止や、フェリーで帰れ」とかぼろくそに言われつつ

嬉しそうにグランドを走って他のクラブの人たちからも笑いを買っていましたで・・(~o~)

と、言う事で今年の大会もこれでおしまいです。 私には小さめながらカレイが釣れ

カレイ釣りではいつもいわされている上ちゃんに優る事が出来ましたが、

賞品ではいわされてしまいました。(T_T)。「あんたはほんまにしぶといやっちゃなー」とか

言いつつ、仕方が無いのでチャリンコを車に積み込み、秋晴れの淡路島を後にしました。

来年もまた、「いわしたった」「いてこまされてもたっ」と言い合いつつ楽しい釣行で楽しめそう

ですなっ。では、またっ。

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