釣行記VOL11 全日本サーフ クラブ対抗キスで上ちゃんと頑張り10位獲得の巻

釣行日 2001年7月8日    
釣行場所 鳥取県鳥取砂丘海岸    
天候 晴れ  
中潮    
対象魚 キス    
竿 キススペシャル405BX    
リール スーパーエアロチタニウム
道糸 PE0.8号    
オモリ 海草天秤33号改    
ハリス ホンテロン0.8号    
ハリ 秋田キツネ4号、5号    
エサ イシゴカイ    
釣り場写真
及び記事
今週もまたまた遠征、そしてキス釣り大会。 今週は全日本サーフのクラブ対抗キス釣り

選手権の日で、毎年全国各地から全日本サーフに所属するクラブの方々が

鳥取砂丘海岸に集合し、3人1チームでキスの重量を競う大会です。

何百チームもエントリーしており、広い鳥取砂丘が釣り人で一杯になる・・・

この大会には毎年参加しており、今年も仕事で行けない監督を残し、

「頑張ってくるで!!」と上ちゃんと出発。

9号線を飛ばし、12時には大会会場の鳥取砂丘会館に到着する。

着いて会長や脂笑とお会いし、エサを受け取り、3時まで仮眠。

3時に会館で朝食を全員で頂き、4時半に一斉にスタート。5時釣り開始なので

みんな車や徒歩で釣り場へ急ぐ。 今年は会場から東1.5キロの範囲が

護岸工事中なのと、砂丘を徒歩で越えた場所が毎年良い成績が出るためか、

急な砂丘を越えて釣り場まで歩く人が多く、車移動の人は少ない感じ。

私と上ちゃんは歩くのは大の苦手なので、会長、柿山氏を乗せて東方向へ。

工事区間を過ぎてすぐの、400メートル程沖にテトラが入っている場所に入る。

釣り場に出てみると、右からも左からもすでに続々と釣り人が場所を確保しつつあり、

私と上ちゃんも海岸に駆け下り、払い出しと思える場所を押さえにかかるが

すでにそこには全日本サーフ会長の松永さんがデーンと構えておられる。

そこは階段状の護岸で投げ辛そうだったので、潔く諦め、すぐ隣の沖の

テトラから手前6色付近が波が穏やかで、幅は狭いが砂浜になっている場所で

クーラーを降ろす。 海面は昨日からの北風でかなり波が高いが、遠投すれば

何とかなりそうな感じ。

「ここは毎年波が高い時でもそこそこ食うで」と上ちゃんと準備し、5時丁度に

フルスィング!!。向かい風なので7色手前で仕掛けが着水するが、糸フケを取り、

少し引くと、スーッと仕掛けが右に流される。「どんどん右に流れる・・」と言いつつ

5色まで引くと「ブルブルッ」とアタリが連続。急いで巻き上げピンながら4連。V(^−^)

隣では上ちゃんが「ごっついアタリが有った」と巻き上げる。 しかしヒラメか何かに

仕掛けをメチャクチャにされており、急いで投げ返すも今度は仕掛け絡み。次は

投げる時に浜のゴミを引っ掛けまた仕掛け切れ、その次は何とかキスを2匹釣った

ものの、フグに他の針を取られている・・。「ドタバタせんと、落ち着いたら・・5時間も

試合時間が有るのに、仕掛けが無くなるで。」と声を掛け、私はまた5連。

その後も遠投して左へ少し流し、高速で巻くだけでアタリが出て、素針は殆ど無い上に

3連から6連が続く。 その内落ち着きを取り戻した上ちゃんがいきなり20センチクラス

を交えて6連・・・(゜O゚)☆\(^^;)   

ピンばかりだった私は一気に追いつかれる。それからは一喜一憂。シーソーゲームと

なり、「大会でこんなに釣れるのは久しぶり・・」「今日の目標は50匹・・」と

声を掛け合い、頑張る事に・・。しかし不思議と周りを見ても余り釣っている人がいない。

隣の松永会長も波口でポロポロ程度・・・右方向の人も素針が多い・・・?

それを横目に二人でわいわい釣り続ける。 その内チームメイトのOB殿から受電。

「未だ3匹・・、こっちは波が高くてフグも多く、どんどん流されでオマツリ多発・・」

と砂丘越え組みは不調の様子。「周りもポロポロ程度であかん」とぼやきが出ている。

「未だ3匹かいなっ」と言いつつ、上ちゃんと2人で「こりゃー頑張って穴埋めせねば・・」と

マシンガンキャストの連続。次々と投げ返し、単発、2連と釣り続ける。

しかし、釣り場が混み合い、同じ場所へ30号のオモリをガンガン投げ込んだせいか

食いが次第に落ちてくる。各々30匹を超えたあたりで、上ちゃんが「目標の30匹達成

したで、一服」と例のニトロなるビールをプシュッとやってしまう。

「あーあーっまたまったりモードかいなっ」と冷やかし、呑むと寝てしまいそうな睡眠不足の

私は呑まずに釣り続けるが8時には殆どアタリは出なくなってしまった。

数は約40匹・・・まずまずかなっ?と思うがまたOB殿から受電。「未だ6匹・・(T_T)」

「おいおいっ、まったりしとる場合では無いで、穴埋め穴埋め・・・」と上ちゃんのケツを

叩く。 しかしそれからが上ちゃんの酔釣法発揮!!。私が素針を引き続けるのに

のらりくらりと単発ながら、釣り上げる。私が波口、3色あたり、遠投と手を変え品を変え

苦労しているのに、一貫して遠投で「ポロポロッ」と釣る。「不思議なやつやなぁ・・」

と思いつつ、私には時々単発でピンが釣れる程度。とうとうそのまま納竿時間となって

しまいました。 私は最初数で引き離したのに、最後に追いつかれ、同数程度となり、

型は上ちゃんの方が良型が多く、重量で差が出てしまいました。

急いで引き上げ、検量を受ける。私が46匹670グラム、上ちゃんも数は同じ位、しかし

型が良く788グラム。そして残念ながらOB殿は126グラム。合計1584グラムでした。

そして順位発表・・・半ば諦めていましたが、掲示された順位表を見てびっくり。

何と10位。「やったで、入賞やんけ」「おっ!!上ちゃんは個人表彰でも9位!!」

「やったのー上ちゃん」と祝福。OB殿は残念でしたが、何とか2人で「穴埋め」出来たようで

「良かった良かった」と大騒ぎ。そして昼食後いよいよ表彰式。

賞品は立派な盾と副賞は何とでっかい11キロも有るスイカ!!!

3人で受け取り、大喜び。

続いて脂笑たちの大阪サーフBチームも11位と健闘。

クラブの面目も果たせた結果となりました。続いて個人表彰となり、

上ちゃんが個人賞の9位受賞。でっかいスイカも2個になりました。V(^-^)

「こんなにもらっても食われへんで」と言いつつ嬉しそう。

それからはまた他のクラブの方々とキス談義で盛り上がったり、

HP仲間のツッチー殿やお仲間とお会いしてわいわいと・・・毎年楽しい大会です。

釣り場のゴミも多く拾えたようでしたし、鳥取県観光課の方からご祝辞も頂け、

大変盛り上がりました。

各協会長の挨拶も有り、年に一度全国の会員が集まる大会を実感しつつ、

大会は終了しましたが、プロジェクトの鳥取協会の皆さんには全員が感謝し、拍手で

そのご苦労を労われておられました。

そして解散。日差しが強くなり、うだるような暑さの中、帰路は殆どOB殿に運転して頂き、

爆睡の内に帰宅。OB殿、お世話になりました。m(_~_)m

風呂に入り、冷やしたスイカを娘と頂き、「ウーンもう夏じゃ」とキス本番を実感したので

ありました。 さてっ来週も大会。 6週連続でのキス遠征も来週で終わりです。

今度も鳥取の弓ヶ浜・・・家内から「よう続くねぇ・・」とあきれたような(~_~;)をされつつ

来週も頑張りますっ。 それでは、またっ。

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