釣行記VOL10 シマノシャパンカップ関西予選 三里浜は大荒れの巻
釣行日 | 2001年7月1日 | ||
釣行場所 | 福井県三里浜 | ||
天候 | 曇り時々雨 | ||
潮 | 若潮 | ||
対象魚 | キス | ||
竿 | スピンパワー425AX. | ||
リール | スーパーエアロチタニウム | ||
道糸 | PE0.8号 | ||
オモリ | 海草天秤35号改 | ||
ハリス | ホンテロン蛍光黄色0.8号 | ||
ハリ | キススペシャル5号5本針 | ||
エサ | イシゴカイ、チロリ | ||
釣果 | ピンギス3匹(T_T) | ||
釣り場写真 及び記事 |
大荒れの三里浜(T_T) 波2メートル以上・・・かなり沖合いからウネリが押し寄せています。 この状況でキス釣り大会・・・辛いものがありました。 今年もシマノジャパンカップの関西予選に出場する事となり、前日23時頃より 上ちゃんと出発。しかしいきなり叩きつけるような雨が降り出し、先行きの不安を感じながら 北陸を目指しました。途中先行しているOB殿より電話が入り、北陸方面も大雨との事。 しかしいつものように上ちゃんとキス釣り談義に花を咲かせながら、クーラーの改造の事 等でわいわい言いつつ、敦賀ICで柿山氏を拾い、南条SAで投大笑殿とお会いし、 2台で三里浜に向かう。 するとまたOB殿から電話が入り、「強風で大荒れ・・(~_~;)」と 連絡が入る。 暫くして到着すると北西の風がビュービュー吹き寄せ、波は「ドーン!!」と 押し寄せ、白波が立っていて、とてもキス釣りをするような海況ではありませんでした。 半ば諦め気味に仮眠を取り、5時に起きたが、雨は降り止んだものの、波は相変わらず。 「昨日は凪で1時間で20匹程度、それも近投で釣れた」と会長から教えてもらったが 今日の海は別物。荒れ狂い、普通の釣りならば竿を出すことすら考えないような 状況。それでも粛々と大会準備は進み、「ほんまにやるんかいな」と皆が言う中開会式が 行われ、6時にスタートとなる。 釣り場に出て、浜をタンクの方向に歩くが、先に行く程 沖からうねっており、大会本部から400メートル付近での竿出しとする。 そして大会スタート。 「白波より遠くに飛んでいけ!!」と思いっきり竿を振るが、 真正面からの向かい風、5色強がやっとである。 白波のド真ん中に着水した仕掛け を引くと、ウネリの力で仕掛けはどんどん右に押され、あっと言う間に真横方向に道糸が 流される。 周囲ではオマツリが多発し、とてもキスが釣れそうに無い。 2投だけしたが、「こりゃぁ釣りにならんで」と上ちゃんと早速移動をし、少しでも波が弱そう なテトラ付近まで引き返す事に・・。 そしてOB殿の近くまで来た時に知らない人が キスを一匹釣られたのを目撃。周囲からは驚愕のまなざし。 「一匹釣ったら予選通過やで」 と皆が言う中、少しやる気が沸いてきた。 準備しているとまた違う釣り人がポロッとピンを 釣られる。見ていると遠投して流されるままに仕掛けを流して後は一気に巻き取る釣り方 のようで、私も真似をするが、藻が絡んだり、横で軽い錘を投げている人の道糸が 流されて来たりとトラブルが続く。 ここでは遠投は出来ないと判断し、2色あたりにわずかな 範囲の波が多少低い場所を狙って待ち釣りをする事にした。 周りでは近投では フグが多いようだが、少しでも可能性の有る場所をとオモリが落ち着く場所をゆっくりと引く。 するとほんのかすかなアタリが出る。 「子フグか?」と思ったがそのまま待って巻きあげる と待望のピンギス。 皆から「そんな所におるんかいな」と言われつつ、嬉しさがこみあげる。 そして同じ釣り方で同型をもう一匹・・・やっとアセリが無くなって来た。 近くではレインボーキャスターズの松尾会長、岡野氏が頑張っておられ、こちらは 遠投からの流し釣りで各々1、2匹の様子だが、ますます波は高まり辛そう・・・ 後一時間となった所でまた同型の8センチ程度を追加。「これで予選通過?」と 油断したのが大間違いでした。 9時に検量を受け、他に提出されている人の魚を見て 「やばい!!」匹数は1、2匹の人が多いながら、20センチ近い魚を出す人が結構居る。 8センチのピン3匹では15センチの中型一匹分以下しか重量は無く、200名程度の参加 人数中30位程度の成績となってしまい、予選通過の20位には遠く届かず、 あえなく敗退・・・(T_T)。他のクラブ員が全員「ボウズ」だったので仕方が無いとは言え、 残念無念。 いつも上位に入られている他のクラブの方々も次々と敗退。 今日は関東、東海勢で遠投流し釣りを得意とされる方々に分があったようで、 関西大会ながら、関西勢は総崩れの様相でした。 そして2回戦の見学をする元気も無く、北陸道、国道27号線と引き返し、 高浜を過ぎ、海を眺めるとなんとベタ凪、いかにも釣れそうな海の様子にがっくり・・・ このあたりでは先日からピンが良く釣れており、 「やっぱり地元がええなっ」と思いつつ帰宅となりました。 |