2001年釣行記VOL.5 脂笑と北近畿3人組とで但馬竹野へ
イシガレイ狙い釣行。 上ちゃんの絶好釣の巻
釣行日 | 2001年5月6日 | ||
釣行場所 | 兵庫県竹野郡竹野町竹野新波止、地磯 | ||
天候 | 晴れ | ||
潮 | 中 | ||
対象魚 | イシガレイ、スズキ | ||
竿 | スピンパワー405BX−T | ||
リール | スーパーエアロEV | ||
道糸 | PE1.5号 | ||
オモリ | エルキャッチ30号 | ||
ハリス | 5号 | ||
ハリ | ビッグサーフ14号 | ||
エサ | 青イソメ | ||
釣り場写真 | |||
釣果 | 佐織 ハネ44.5、キス24.5(T_T) 監督 ガシラ27.5(T_T) 上ちゃん イシガレイ38.0、31.0(^^;;;;;;;;; 脂笑 アナゴ、ウミヘビ(T_T) |
||
記事 | 2001年のGWも前半は天候不順で冷たい北風と小雨の日が多く、 例年なら3人でキスの引き釣りの練習を浜でしているが、今年は殆ど釣りにならず、 一部の湾奥で釣れ始めたばかり。 上ちゃんもキスを諦めいちかばちかのマダイの乗っ込み狙いで丹後半島に出掛け 後ヶ浜で外道ながらなんと40.5センチのマコガレイを仕留めて来た。 これはまだまだ水温が低く、暫くはカレイ狙いが正解と3人で決めました。 2日には4月末から引き続き好調が続いていると但馬豊岡サーフの投大笑殿より 情報を頂き、竹野に釣行する事となりました。 5日の朝、出発準備をしていると脂笑より電話が入り、同行するとの事。 久しぶりの4人が加悦町で集合し、豊岡の釣具屋経由で一路竹野へ。 当初投大笑殿より新波止はムラが多くなり不調、地磯が有望と教えて頂いていたが 先ず新波止に行って情報を仕入れてからと思って寄ったら波止はガラガラの状態。 GWなので新波止は混み合っているだろうとの予測は見事に外れ、 「ここに4人入れるやんか」「半夜釣りを安全なここでやって明朝地磯に行こ」となって しまいました。 勇んで波止に上がり、4人が竿を並べ終えた頃になると、 風も弱くなり絶好の釣り日和となって来た。 しかし、風が弱くなった途端に波止には 家族連れがどんどんと上がって来られ、狭い間隔の間にも容赦無く割り込んで 来られたのには閉口しましたで。 程無くおまつりの嵐となり、目の前をぴーゅゅゆゆんと 投げ損ねたオモリが通過したと思うと竿先全部がオモリが飛んで来た方向に引っ張られて 根こそぎいてこまされてしまいます。落ち着いて釣どころではありません。 暫くしてmitto殿が来られ「良く釣り場で会いますなぁ・・」「今日は地磯で頑張りますわ」 と挨拶を交わし、お互いの拳闘を祈りあう。 辛抱強くオマツリを解きながら、夕刻が迫ると次第に人もいなくなり、 6時頃には私達と数人の釣り人だけとなりほっとして、ビールで乾杯!!。 日本酒も出てきてええ調子となった頃に夕暮れ時のゴールデンマズメタイムに・・・。 4人で車座になり、「お前飲み過ぎじゃ!!」「お前に言われとうないのー・・」などと バカ話をしていると、いきなりカックンと私の竿尻が浮いた。 走り寄ってアワセを入れるとイシガレイらしき締め込みが手元に伝わる。 しかし、リールのハンドルを回し出した瞬間にフッと軽くなり、無念のすっぽ抜け。 悔しがる私を尻目に皆は「時合いや!!」とエサを総入れ替えに取り掛かった。 しかし、なかなか次のアタリが皆の竿先に出ません。 ケミホタルを点灯したころ投大笑殿からまた連絡が入り、 「mitto殿がやりましたっ!!!地磯でイシガレイ こちらの波止では上ちゃんが何とか
上げたものの、後は全くアタリは出ず。納竿間際に監督がガシラの良型を釣った だけでした。 暫くしてmitto殿が大きなイシガレイを持って波止に上がって来られ、 拍手喝采!! カレイをぶら下げてとても嬉しそうでした。 「もうこれで今日は十分ですわ、これから帰ります」と言われる氏を引き留め 氏が帰られてからは、「こんな波止でやっとれんで、早よ行って明朝の場所 取りや!!」と衝撃を受けた4人はバタバタと撤収し、同じ湾内の地磯に 一直線!!。 深夜なのにバラバラと地磯に駆け下り、ケミを灯して朝の場所は押さえたと ほっと一安心。 車に戻り、また車内で宴会となりました。 午前2時頃となると南からの風がそよそよ吹き出し、波は殆ど無くなって 「朝マヅメは攻めまくりまっせ」とわいわい車内で騒いでいましたが、 「ほんでもチョット寝とこぉやぁ」と皆で静かに寝る事にしようと話が決まり・・かけました・・ 「がぁおおぅぅぅううグビーーーー」しかし例によって監督の大イビキが 爆裂しだしました。皆は「強烈やのぉ・・」「こいつの嫁ハンよぉ辛抱しとるのぉ・・・」 「寝たフリしてわざと吼えとんのとちゃうか?」と皆が一斉に ボロクソ言う程の大激震で当然かよわい上ちゃんと私は全く寝られません。 監督の半分程の普通のイビキかきの脂笑は一時的に「競演」してましたが 上ちゃんは3時過ぎには地磯の人となっておりました。 私も逃げ出し、そそくさとユムシを付けて今日の第一投。 しかし磯の左方向は根があるようで、いきなり根がかり。回収した仕掛けのエサも フグにボロボロにされています。「明るくなったらフグも減り、シモリの位置も確認 出来るだろう」と上ちゃんと辛抱強く釣っていると暫くして寝不足の脂笑が 降りてこられ、完全に夜が明けた5時半にはすっきり熟睡のお方もスタンバイ 準備に取り掛かる。 今日も最初にアタリが出たのは私の竿。 ひったくるような引きでハネの40ちょい。 エサはユムシと青をハリに刺した 「ユム青」ですわ・・と訳の解らない事をネボケ頭で皆に伝える。 湾奥側に投げていたシカケには24センチの刺身OKキスも釣れて 来ます。 水温がこの南風で上がって魚の活性が良くなったのかなっ?と 思っていると暫くしてきれいなカレイ独特の押さえつけるような アタリが上ちゃんの竿に出て、アワセると結構毛だらけのウミケムシ 磯の斜面を滑るように取り込んだのは良型イシガレイ38.0センチ!!
本人はとても嬉しそうに「今日で3日連続の拓物ですわっ」と喜んでおりましたが 写真のように目は眠くて死んでおります。 「GWになってから絶好調やのぉ・・」「やっぱり早起きは三文の得と言うやろ」・・ と皆から冷やかされていましたが、そこは只一人カレイを釣った者の強みで ボロクソに言われても本人は「ラーメン作ったげますわ」 「釣り座を開けるで早よ釣ってよぉ・・」と余裕の表情。 上ちゃんは一人で釣行すると殆どケムシと戯れ爆死なのですが いざ監督と釣りをするとなるといつもカレイを釣ってしまう不思議な根性の 持ち主です。 私との2人釣行ではトントンなのですが、幼馴染の監督には 絶対負けられんと頑張り、のらりくらりと相手を騙しつつ酒を飲ませて 自分はひょいっとカレイを釣ってしまいます。 純真な監督はいつもその「のらりくらり」に騙され帰りの車中で上ちゃんの 自慢話を聞かされる、かわいそうな人なのです。 おまけに今日は寝させてもらえなかった事も有り、その「のらりくらり」に 容赦が無かったようで、監督は○ボとなってしまいましたとさ。 結果としてイビキをかかない私と上ちゃんとがまともな魚の顔を拝め、 普通のイビキの脂笑はウミヘビ、爆裂の監督は本日はアタリも出ず。 何回も携帯でポイントを教えて頂いた投大笑殿とmitto殿に申し訳が 立たない釣果となってしまいました。 10時頃には全くエサ取りも いなくなり、早めの納竿。 ふらふらと丹後半島を回り、帰宅しました。 まあ、へろへろ竿のオマツリ攻撃にも激震イビキにも耐えて頑張って この結果だから仕方がありませんし、40オーバーは出ませんでしたが 上ちゃんが記事のネタだけは確保してくれたのが不幸中の幸いでした。 さてっ、これで3人共カレイ釣りは堪能しましたし、南風が吹き出し ましたので、いよいよ来週からはキス釣りトーナメントに備えて浜に 向かいます。いろいろとお世話、ご声援頂いた投大笑殿、mitto殿、 有難うございました。 それでは、またっ。 |