2000年釣行記VOL.13 報知キス名人戦

釣行日 2000年9月9日    
釣行場所 兵庫県淡路島平安浦海岸    
天候 曇り  
中潮    
対象魚 キス    
竿 キススペシャル405BX    
リール チタニウム
道糸 PE0.8号    
オモリ 海草天秤30号    
ハリス 0.8号    
ハリ 競技用ヒネリ5号    
小川名人、報知新聞
事業部長と試合前に
打ち合わせ中の筆者
   
釣果 キス19匹    
記事 報知キス釣り選手権で殆どまぐれで優勝してしまった為、9月9日の報知名人戦に

出場することとなってしまった。私などは一生このような試合に出ることは無いだろう

と思っていたので、いざ出るとなると、とても緊張し「つまらない失敗をして由緒ある

名人戦で恥をかかなければよいが・・・・・」と思ってばかりで、この一週間は眠れ

ない日々が続きました。対戦相手の小川名人は通算10期名人位を保持されていて

歴代報知名人の中で最も多く防衛されている方で、私などとは全くレベルが違い

過去いかなる名手が立ち向かってもかなわなかった神様のような人であり

尚更不安がつのります。

しかし、小川名人とは毎年報知決勝でお会いし、何回か

話をしたことがあり、その気さくで温和な人柄ゆえいつも親しく接していただい

ていたので、気負いせずに勉強のつもりで試合に臨むことにしました。

さて当日は午前6時半に着き、暫く海を眺めているとクラブの伊丹会長、淵脇氏、

今里氏、レインボーキャスターズの松尾氏、岡野氏、が来られ、続いて小川名人

と同じ徳島セントラルサーフの塩田氏、等四国の超ベテラン数釣り師が続々と

到着。続いて報知新聞関係者も来られ、本部が設営される間にしばし談笑。

思っていたよりなごやかな雰囲気に一安心。二人の釣り場範囲を示す旗も立てられ

早く準備が整ったので予定を繰り上げ7時35分よりジャンケンにて釣り場を選び

私は左側からのスタートとなった。

外道が多い釣り場なので第一投から早引きすることにし、5色から3色まで引くが、

案の定チャリコ、ベラ、ガッチョの6連となってしまった。

名人も同様の様子だったが、5投目くらいまでは近くを探ったり遅く引いたり

思考錯誤するだけで釣果なし。その内名人が5色の遠投から4色あたりまでを

ゆっくり引いて2連、3連と釣られ、早くもポイントを把握された様子だった。

一方私のいる左ゾーンは同じように投げても相変わらず外道オンリーで名人が10

匹釣られた頃にやっとピンギスが一匹。どんどん開く釣果の差にアセリが出てきて

後方からいろいろとアドバイスしてくださる塩田氏や会長の言葉も頭の中に入らず

ただ漫然と投げ返しているだけで1回戦は23匹対1匹と大差がついてしまった。

5分の休憩となり、今度はいままで名人が釣られていたゾーンに移動し、

少し落ち着きを取り戻したが、ここで伊丹会長から「右方向に遠投せぇ!!」と

言われ、とりあえず5色斜め右方向に投げ、4色までだけを釣ることにした。

2回戦1投目はまた外道ばかりだったがその後は少し引くスピードを早めたのが

良かったのか2連、単発、また2連と素バリなく釣れだし、ほっと一安心。

日が差しだして海面を照らしだした頃から急にキスの活性が高くなり4連、5連

と好調になったが、その頃名人は2色あたりで食いだしたピンギスの群れを

いち早くキャッチされ、6連、7連で上げられる。見ていてもその手返しはとても

早く、私が8本針の外道やキスを外してエサを付け投げ返すのに2分半くらい

かかっているのに対し、名人は10本針を1分少々で処理され投げ返しておられた。

すぐに時間切れとなり、2回戦も終り、結果は名人が一回戦と同じ23匹、私が18

匹となった。報知の記者の方から「後半の追い上げの調子が一回戦で出ていたら

面白い試合でした。」と言われたが、試合を通して全く歯が立たず、完敗でした。

わかってはいましたが小川名人のその手返しの早さと釣り場の洞察力、適合力に

目を見張るものがあり、私などとは全くレベルが違いました。

試合後表彰式となり、名人と握手させていただいて記念撮影。

昼食と懇親会を近くのレストランですることとなり、移動し2時間近く談笑しました。

この懇親会でも小川名人と塩田氏は数釣りの極意や手返しの速さ向上の秘策

を惜しげもなく教えてくださり、「今度四国に来なさい、一緒に釣りをしよう」と誘って

もいただきました。終始和やかな雰囲気の中での試合でしたが、私一人緊張して

満足な釣りが出来ず、皆さんに緊張を和らげる為に試合中に声を掛けていただ

いたり、いろいろ私のために気を遣っていただいてばかりで大変申し訳ない思いで

いっぱいでした。 試合は完敗でしたが、多くの事を教えていただき、とても勉強に

なりました。その内容は私などが生半可な考えでやっている事とは違い、データと

実戦に基づく説得力のある事ばかりで、「まだまだ覚えなければならない事が多い」

「そんなことまで考えて数釣りしてるのか」と思わされっぱなしでレインボーの

松尾氏や岡野氏も感心されておりました。最後に「小川名人、大変お世話に

なりました。」と挨拶し再度握手していただいて今回の試合は終了し、今年の

数釣り大会も全て終了しました。やっと明日から普段の自分に帰って釣りを

楽しむことができます。今後も少しづつレベルアップして来年また一から

数釣り大会に臨みたいと思います。

 

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