2000年釣行記VOL.18 久美浜町小天橋で落ちの大ギス好釣

釣行日 2000年11月15日    
釣行場所 久美浜町小天橋    
天候  
   
対象魚 キス    
竿 プロサーフ405AX    
リール チタニウム
道糸 PE0.8号    
オモリ 海草天秤改33号    
ハリス 0.8号    
ハリ 競技用キス6号    
釣り場写真    
釣果
15日は平日ながら代休となり、天候が危ぶまれたが、風は南から吹き、波も穏かそう

だったので、5日に落ちギス好調だった久美浜へ落ちギスに会いに出発。

自宅を出て由良まで来ると予想どうり海はベタベタの凪で「こりゃあ久美浜方面も行ける」

と嬉しくなってくる。雨も霧雨程度でまずまずのコンディション、と思っていると足立監督から

携帯に連絡が入る。「わしも今日は店が休みなので、釣具屋のおっさんが昨日42センチ

のイシガレイを釣った由良川河口に行く。」と。一瞬イシガレイの大型か落ちギスかと

迷ったが、イシガレイは監督に任せて、キス一本に賭け一路久美浜へ。

監督は水曜日が自分の店の休みで、平日釣行も可能だが、夏以降5週連続の雨ばかりで

今日はなんとか釣りになると意気込んでいる様子。 しかし、完全なる雨男の監督が釣りに

行くと言って暫くすると急に黒雲が近ずいて来て、宮津を通過する頃にはたたきつける

ような大雨となって来た。 「この雨では・・・」と躊躇したが先日の大ギスのアタリが忘れられず

このまま久美浜に向かった。 この時期は浜詰はフグが多いので箱石より西の浜に入るべく

小天橋方面へ、葛野浜はこの間釣ったので今日は小天橋海水浴場の浜で釣ることにした。

湊宮の民宿街のほぼ中央に有る駐車場より浜に出て、そのまま浜を車で右に走り、

好ポイントである払い出しとなっている場所で車を降りる。雨はかなり強く降っているが

波は50センチ程度で丁度良い高さ。先日より小さい位である。 早速払い出しの前から

投げる。 5色投げてサッとキスが多い3色の深みまで引いて来る。 しかし先週と違い

アタリが無い。2色まで引いても少し重くなった程度だったので巻き上げると、

なんと7センチ程度のキス5連である。 「こんなチビ釣りに来たんとちゃう」と今度は少し

大きめにエサを付け、左方向の溝を狙うことにした。 2投目も3色までは何のアタリも

無かったが、溝にシカケが入ったと思われる場所で仕掛けを止めて待っているといきなり

50センチ程も竿先が引き込まれる。「エソかぁ」と思ったが大アタリの後はブルブルとキス

独特の引き込みに変る。波に取られないよう慎重に巻き上げると、先週釣ったのと同型の

27.3センチが20センチオーバーを3匹引き連れて釣れる。「雨でもおるなぁ」と嬉しくなり

「今日もバコバコ爆釣じゃぁー」と広い浜で独り言を言いながら夢中で釣る。

雨はますます強くなるが、風は南から吹き、波は次第に小さくなってゆく。ピンギスも混じるが

大体5連程度で釣れ、50匹を1時間半で超えた頃に33号の錘の重さが感じられなくなる

ような追い食いのアタリが出る。最初のアタリが出てから次第にスピードを早めて追い食い

させ、巻き上げにかかるとテクニウムに巻き取られる糸がギリギリ音を出し、かなり重い。

やがて浜に引き上げたのは26.8センチ以下25オーバーばかりの3連。

「こんな事初めて」と思わず声が出てしまった。 

しかしその後ますます雨は強くなり、合羽を通して雨で体が濡れだし、寒くなって来たので

2時間経った頃に納竿することにした。結果、数も63匹となり、クーラーもほぼ一杯。

ガンガンギュンギュンのアタリが楽しめ大満足で帰路に就きました。

これから北近畿は木枯らしにより荒れることが多く、後1月もすれば雪が降りますが

今日釣ったキスを持っても暖かく、波さえ穏かならばいま暫くはキスの爆釣が楽しめると

思います。来週からはカレイ釣りの大会が続きますが、平日や土曜の休日で凪ならば

キスもまだまだ狙ってみたいと感じた釣行でした。

   
 

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