2001年釣行記VOL.1 冬の風物詩、寒中雪見酔釣。(修行だぁ)

釣行日 2001年1月21日    
釣行場所 宮津市獅子    
天候 みぞれ  
   
対象魚 カレイ、アイナメ    
竿 スピンパワー405BX    
リール スーパーエアロXT他
道糸 PE1.5号    
オモリ エルキャッチ30号    
ハリス 4号    
ハリ カレイ13号    
エサ 青イソメ  
釣り場写真  
釣果 完全ケムシ、フグのみ。     
記事 今年になってから未だ釣行記が書けず、そろそろお叱りのメールも届きそうなので

朝から氷雨が降るのに釣行を決断し重い尻を上げることにした。

上ちゃんに電話すると「家でボーッとしとるより良いやろ・・・」と付き合ってくれることに

なり、内心ほっとする。 何せこの時期、この積雪の中でただ一人竿を出しているのを

世間の人が見たら恐らく「よおやるのぉ・・」とか「頭おかしいんじゃ・・・」と言われるのが

とても恥ずかしく、孤独と寒さも加わり、とても釣り続けられるものではありません

釣り場は年明けにクラブの薄田氏が48センチのイシガレイを釣り、先週上ちゃんが

アイナメのポンを釣った宮津湾、獅子の下水道局下の護岸と決め、現場で上ちゃんと

合流する。 折からミゾレ混じりの氷雨が降っていたが、暫く車中で待機していると

止んだので、雪が30センチ位積もっている護岸に出て竿を継いだ。

ここは根がかりは少ないのでL型天秤のごく普通のカレイ仕掛けに青イソメを

房がけして投げ込む。 投げる時に仕掛けと付けた青イソメを雪の上に這わせる

形となり、いつもはゴミや木の枝などに引っ掛けないように気を遣うが、今日は

安心して投げられる。 しかし、竿を強振しようとふんばると、足元はつるつるで

何回もずっこけそうになる。 雪を玉にして海に投げ込んだがなかなか溶けず、

水温もかなり低いようで、アタリも全く無い。

時々巻き上げるがケムシか異様に伸びきった青イソメが帰って来るだけで

いよいよ寒行モードに・・・・。 釣果などは次第にどうでも

よくなり、また降ってきたアラレも気にならなくなる。 しかし空は鉛のような黒雲が

日差しをさえぎり、対岸の天橋立も雪雲に霞んで見えなくなって来た。

あたりは時々パラパラとアラレが降る音の他は無音状態となり、静寂そのものの

銀世界となって来て、寒行雪中修行の雰囲気となってしまった。

時々静寂を破って上ちゃんが竿を振る音だけが聞こえるのはとても寂しくでたまらん

ので、無理やりムダ口をたたきまくり、静寂を破る。

しかし3時間も続けるとさすがにケムシと寒さに負けてしまい、「ストレスは発散できた、

帰ろ。」となってしまいました。 「あと2ヶ月はこんなもんやのぉ」 と言い交わし

氷雨が強く降りだした宮津湾を後にしました。

 

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